【生き方】と【生き様】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
生き方と生き様の分かりやすい違い
生き方と生き様は、どちらも人の人生に関わる言葉ですが、見ている向きが違います。生き方は、人生をどう歩むかという方向性や、大切にしている考え方を表します。
一方、生き様は、実際の行いや態度として表れる、その人の生きる姿そのものを指します。生き方が「どう生きたいか」という思いであるのに対し、生き様は「どう生きているか」という現れだといえます。
言葉の重なりが大きいぶん、どちらを使うかで受ける印象が変わります。
生き方とは?
生き方とは、人生をどのように歩んでいくかという方向性や、大切にしている考え方を表す言葉です。どんな人でありたいか、何を目指して生きるかという、これからに向けた思いをふくみます。
自分なりの生き方を持っていると、迷ったときの手がかりになります。何を大切にするかがはっきりしているほど、選ぶべき道も見えやすくなります。
生き方は、他人の見方に流されず、自分はどう生きたいかを考えるところから定まっていきます。人それぞれに違う生き方があり、どれが正しいと決められるものではありません。
生き方の例文
- ( 1 ) 立ち止まって考えるうちに、自分の本当の生き方が少しずつ見えてきました。
- ( 2 ) 人と比べすぎない生き方を心がけるようになって、気持ちが軽くなりました。
- ( 3 ) 完璧を目指すのをやめて、自分らしい生き方を選べるようになりました。
- ( 4 ) 何を大切にするかを決めてから、毎日の選び方に迷いが減りました。
- ( 5 ) 周りの期待ではなく、自分の考えに沿った生き方をしたいと思っています。
- ( 6 ) 無理をしない生き方を選んだら、日々が前より続けやすくなりました。
生き方の会話例
生き様とは?
生き様とは、実際の行いや態度を通して表れる、その人の生きる姿を指す言葉です。考えや言葉ではなく、ふだんの振る舞いとして見える、人生の現れの面を表します。
むずかしい場面でどう向き合うか、人とどう関わるかといった、実際の暮らしの中で示される姿が生き様です。生き方が「どう生きたいか」を表すのに対し、生き様は「どう生きてきたか」という結果としての姿に近い言葉です。
なお生き様は、もとは自分の生き方を控えめに言う言葉でした。人の姿に使うときは、ほめ言葉として使う場面もありますが、相手によっては砕けた印象になることもあります。
生き様の例文
- ( 1 ) むずかしい時期でも前を向いて歩み続ける彼女の生き様に、勇気をもらいました。
- ( 2 ) どんなときも笑顔を絶やさない友人の生き様から、立ち直る強さを学びました。
- ( 3 ) 人を支え続ける彼の生き様には、ただ頭が下がる思いです。
- ( 4 ) あきらめずに一歩ずつ進む人の生き様は、見ている側にも力をくれます。
- ( 5 ) 自分の弱さを認めながらも誠実に生きる母の生き様から、本当の強さを教わりました。
- ( 6 ) 失敗を重ねても歩みを止めない、そんな生き様でありたいと思います。
生き様の会話例
生き方と生き様の違いまとめ
生き方と生き様の違いは、思いと現れ、方向と姿のちがいにあります。生き方は、心の中で大切にしている考え方や、人生の向かう先を表す言葉です。
一方、生き様は、その人が実際にどう振る舞い、どう生きてきたかという姿を指します。なお生き様は、もともと「ありさま」に通じる言葉で、人前で誇るより、自分の生き方を控えめに言うときになじみやすい言葉です。
同じ人生について語る言葉でも、これからの向きを言うなら生き方、現れた姿を言うなら生き様、と使い分けると伝わりやすくなります。
生き方と生き様の読み方
- 生き方(ひらがな):いきかた
- 生き方(ローマ字):ikikata
- 生き様(ひらがな):いきざま
- 生き様(ローマ字):ikizama