【弁理士】と【技術士】の違いとは?使い分けのコツと意味を例文付きで解説
※本記事には広告・プロモーションが含まれています。
弁理士と技術士の分かりやすい違い
弁理士と技術士の違いは、「特許などの権利を取る手続」と「科学技術に関する高度な計画や指導」を扱う点にあります。
弁理士は、発明や商標などの権利を得るための出願の手続を代理する専門家です。
技術士は、科学技術に関する高度な知識をもとに、計画や研究、設計などの業務やその指導を行う専門家です。
弁理士とは?
弁理士とは、発明や商標などの知的な財産の権利を得るための出願を代理し、その相談に応じる専門家のことです。
新しい発明を特許として守りたい場面や、商標を登録する場面で用いられます。
知的な財産の権利に関する手続を専門に扱うという性質を持ちます。
知的な財産の権利の手続が専門であり、発明の技術的な中身そのものを設計する職種ではない点に注意が必要です。
弁理士の例文
- ( 1 ) 新しい発明を守るため、まず弁理士に相談した。
- ( 2 ) 弁理士は特許や商標の出願を代理して進める。
- ( 3 ) 商標を登録したい会社が、弁理士へ書類の作成を頼んだ。
- ( 4 ) 弁理士は権利の手続を扱う専門家で、製品の設計を頼む相手ではない。
弁理士の会話例
自分の考えた商品の仕組みを、特許にしたいのですが。
でしたら、権利の出願を代理できる弁理士に相談しましょう。
その商品の設計の相談も、お願いできるのでしょうか。
設計の助言は弁理士の業務ではありませんので、技術士などの専門家にご相談ください。
技術士とは?
技術士とは、科学技術に関する高度な知識と経験をもとに、計画や設計、研究などの業務やその指導を行う専門家のことです。
工学や環境などの幅広い技術分野で、事業の計画や評価を行う場面で用いられます。
専門とする技術の分野について高度な知識を備えるという性質を持ちます。
専門とする技術の分野は人によって異なり、特許の出願の代理は担当の範囲外です。
技術士の例文
- ( 1 ) 設備の設計について、技術士に助言を求めた。
- ( 2 ) 技術士は科学技術の知識をもとに、計画や設計を指導する。
- ( 3 ) 環境に配慮した事業の評価を、技術士にお願いした。
- ( 4 ) 技術士の専門は分野ごとに違うので、依頼前に確認した。
技術士の会話例
工場の設備の計画を見直したいのですが、誰に相談できますか。
技術分野の知識が豊富な技術士が、計画の助言をいたします。
その設備で作る製品の特許の出願も、お願いできますか。
出願の手続は弁理士の業務ですので、そちらをご案内します。
弁理士と技術士の違いまとめ
弁理士と技術士の違いは、知的な財産の権利を得る手続を扱うか、科学技術の計画や設計などの業務を担うかにあります。
弁理士は特許や商標の出願を代理するのに対し、技術士は技術分野の知識をもとに計画や設計とその指導を担います。
発明の権利を取りたいなら「弁理士」、技術の計画について助言を受けたいなら「技術士」と区別されます。
弁理士と技術士の読み方
- 弁理士(ひらがな):べんりし
- 弁理士(ローマ字):benrishi
- 技術士(ひらがな):ぎじゅつし
- 技術士(ローマ字):gijutsushi