【復旧】と【リカバリー】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
復旧とリカバリーの分かりやすい違い
復旧とリカバリーの違いは、使用範囲と技術的な意味合いにあります。
復旧は、障害や災害で停止・損傷したシステムやサービスを正常な状態に戻す一般的な行為を指し、幅広い場面で使われます。
リカバリーは、回復や復旧を広く指し、ITシステムではバックアップからのデータ復元やシステムの回復を行う手法を指す言葉です。
復旧とは?
復旧とは、障害や故障、災害などによって停止・損傷したシステムやサービス、設備を正常に機能する状態に戻すことです。
サービス復旧やシステム復旧、災害復旧など、IT分野に限らず幅広い場面で用いられます。
迅速性と確実性を重視し、暫定復旧と本格復旧の2段階で進めることもあるという性質を持ちます。
目標復旧時間(RTO)を設定し、復旧訓練を重ねることで、実際の場面での対応力を高めます。
復旧の例文
- ( 1 ) システムの復旧作業を開始し、2時間以内の完了を目指す。
- ( 2 ) 暫定復旧により、最低限のサービスを再開した。
- ( 3 ) 復旧時間を短縮するため、手順の見直しを行っている。
- ( 4 ) 災害復旧計画を策定し、年2回の訓練を実施している。
復旧の会話例
リカバリーとは?
リカバリーとは、取り戻すことや回復することで、IT分野ではバックアップからの復元やシステムの回復を指す言葉のことです。
データリカバリーやディザスタリカバリー(DR)、ポイントインタイムリカバリーなど、様々な場面で用いられます。
目標復旧時点(RPO)と目標復旧時間(RTO)を重要な指標とし、計画的で体系的な回復を行うという性質を持ちます。
クラウドの普及に伴い、DRaaS(Disaster Recovery as a Service)などの新しい形態も登場しているのが特徴です。
リカバリーの例文
- ( 1 ) バックアップからのリカバリーを実行中だ。
- ( 2 ) リカバリーポイントを1時間前に設定し、データを回復した。
- ( 3 ) ディザスタリカバリーサイトへの切り替えが成功した。
- ( 4 ) リカバリー手順を自動化し、人的ミスを削減した。
リカバリーの会話例
復旧とリカバリーの違いまとめ
復旧とリカバリーの違いは、意味の広さと使われる文脈にあります。
実務では、障害からサービスを元に戻すことを広く復旧と呼ぶのに対し、バックアップからの回復などをリカバリーと呼ぶことがあります。
障害や災害から元に戻すことを広く言うなら「復旧」、バックアップからの復元などをITの用語として言うなら「リカバリー」と区別されます。
復旧とリカバリーの読み方
- 復旧(ひらがな):ふっきゅう
- 復旧(ローマ字):fukkyuu
- リカバリー(ひらがな):りかばりー
- リカバリー(ローマ字):rikabarii