【関心】と【興味】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説

関心と興味の分かりやすい違い
関心と興味はどちらも気にかけることですが、ニュアンスが違います。関心は環境問題に関心があるのように、社会的に重要だと思って注目することです。
興味はゲームに興味があるのように、個人的に面白いと思って惹かれることです。
大切だと思うのが関心、楽しいと思うのが興味という違いがあります。
関心とは?
関心とは、ある事柄について重要だと認識し、注意を向けることを指します。政治に関心を持つ、社会問題に関心が高い、関心事など、主に社会的・公共的な事柄に対して使われることが多いです。
個人の好みよりも、客観的な重要性や必要性から注目する傾向があります。大人になるにつれて関心を持つべき事柄が増え、市民としての意識を表す言葉でもあります。
メディアでは国民の関心が集まるのように、集団の注目度を表現する際にも使われます。
関心の例文
- ( 1 ) 選挙に関心を持つ若者が増えている。
- ( 2 ) 健康問題に関心が高まっている。
- ( 3 ) 世界情勢に関心を寄せる。
- ( 4 ) 関心の的は環境保護だ。
- ( 5 ) 社会の関心事について議論する。
- ( 6 ) 無関心でいることは良くない。
関心の会話例
最近どんなことに関心がある?
環境問題に関心を持つようになったよ。
関心を持つきっかけは何だった?
ニュースを見て、これは大事だと思って関心を持った。
関心を持つことから行動が始まるよね。
そう、無関心じゃいけないと思うんだ。
興味とは?
興味とは、ある事柄に対して面白さや好奇心を感じ、もっと知りたいと思う気持ちを指します。趣味に興味を持つ、新しいことに興味津々、興味深い話など、個人的な好奇心や楽しみを表現する際に使われます。
主観的で感情的な要素が強く、人によって興味の対象は大きく異なります。子供の頃から自然に湧き上がる感情で、学習や成長の原動力となります。
興味がないと言うと、つまらないという否定的な意味になることもあります。
興味の例文
- ( 1 ) 新しいスポーツに興味を持った。
- ( 2 ) 子供の興味を大切に育てる。
- ( 3 ) 興味深い実験結果が出た。
- ( 4 ) まったく興味がない分野だった。
- ( 5 ) 興味のあることから学び始める。
- ( 6 ) 彼女の話は興味をそそられる。
興味の会話例
新しく興味を持ったことある?
料理に興味が湧いてきたんだ!
料理に興味を持つなんて素敵!
レシピ動画を見てたら興味が出てきて。
興味から始まる趣味っていいよね。
興味があることは上達も早いしね!
関心と興味の違いまとめ
関心は社会的重要性から注目する客観的な意識で、大人の視点を表します。
一方、興味は個人的な好奇心から惹かれる主観的な感情で、楽しさを求める気持ちです。
ニュースは関心、趣味は興味というように、対象によって使い分けます。
関心と興味の読み方
- 関心(ひらがな):かんしん
- 関心(ローマ字):kannshinn
- 興味(ひらがな):きょうみ
- 興味(ローマ字):kyoumi