【確定】と【既定】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
確定と既定の分かりやすい違い
確定と既定は読み方が似ていますが、意味が違います。確定は、はっきりと決まって変更されないことです。予定が確定する、確定申告のように、決定して固まることを表します。
既定は、すでに定められている、決まっていることです。既定路線、既定の方針のように、前もって決められている状態を表します。
これから決めるのが確定、もう決まっているのが既定と覚えましょう。
確定とは?
確定は、物事がはっきりと決まり、もはや変更されない状態になることを表す言葉です。確はたしか、定はさだめるを意味し、不確実だったものが確実になる過程や結果を示します。法律、税務、ビジネスなど様々な分野で使われる重要な概念です。
日程が確定した、確定申告をする、診断が確定するのように使われ、最終的な決定や判断を表します。確定版、確定拠出年金など、変更不可能な最終形を示す場合にも用いられます。
確定は責任と拘束力を伴う行為であり、一度確定したものを変更するには相応の理由と手続きが必要になります。そのため、確定前には慎重な検討が求められ、仮や暫定との対比で使われることも多いです。
確定の例文
- ( 1 ) 会議の日程が確定しました。
- ( 2 ) 確定申告の準備を始める。
- ( 3 ) 診断結果が確定した。
- ( 4 ) 契約内容を確定させる。
- ( 5 ) 最終案が確定次第連絡します。
- ( 6 ) 予算が確定していない。
確定の会話例
既定とは?
既定は、すでに定められている、あらかじめ決まっている状態を表す言葉です。既はすでに、定はさだめるを意味し、現時点より前に決定されていることを示します。変更の可否は文脈によりますが、基本的には確立された方針や規則を指します。
既定路線で進める、既定の方針に従う、既定値(デフォルト値)のように使われ、新たに検討する必要がない、確立されたものとして扱われます。コンピュータ用語では既定のプログラムなど、初期設定を示す場合にも使用されます。
既定は、組織や社会が円滑に機能するための基準や標準を提供します。ただし、状況の変化に応じて既定の見直しが必要な場合もあり、既定概念にとらわれないという表現もあるように、柔軟性も重要です。
既定の例文
- ( 1 ) 既定の方針に従って進める。
- ( 2 ) 既定路線を変更するのは難しい。
- ( 3 ) 既定のフォーマットを使用する。
- ( 4 ) 既定値のまま設定されている。
- ( 5 ) 既定の時間内に終わらせる。
- ( 6 ) 既定概念を覆す発見だ。
既定の会話例
確定と既定の違いまとめ
確定と既定は、時間的な視点と行為の性質に違いがあります。確定は決定する行為や過程を表し、未確定から確定への変化を含みます。一方既定は、すでに定まっている状態を表し、過去に決定されたものが現在も有効であることを示します。
スケジュールを確定するは決定行為、既定のスケジュールは決まっている予定という違いがあります。
これから決める場合は確定、すでに決まっているものは既定を使うことで、状況を正確に表現できます。
確定と既定の読み方
- 確定(ひらがな):かくてい
- 確定(ローマ字):kakutei
- 既定(ひらがな):きてい
- 既定(ローマ字):kitei