【あっさり】と【こってり】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説

あっさりとこってりの分かりやすい違い
あっさりとこってりは、主に料理の味を表す正反対の言葉です。あっさりは塩ラーメンや和食のような、薄味でさっぱりした軽い味わいです。
こってりは豚骨ラーメンや揚げ物のような、濃い味で油分が多い重たい味わいです。
あっさりは軽くてさっぱり、こってりは濃くて重いという違いがあります。
あっさりとは?
あっさりとは、味が薄めでさっぱりしていて、後味が軽い様子を表す言葉です。料理では、油分や調味料を控えめにした、胃に優しい味付けを指します。和食の出汁を効かせた料理、塩味のラーメン、蒸し料理などが代表的なあっさり料理です。
味以外にも、物事が簡単に済む様子や、人の性格がさばさばしている様子を表す際にも使われます。あっさり断る、あっさりした性格など、複雑でない、すっきりした状態を示します。夏場や体調がすぐれない時には、あっさりした食事が好まれることが多いです。
日本料理の特徴として、素材の味を活かしたあっさりした味付けが挙げられます。健康志向の高まりとともに、あっさりした料理の人気が高まっています。
あっさりの例文
- ( 1 ) 今日は暑いので、あっさりした冷やし中華にしました。
- ( 2 ) 胃もたれしているので、あっさりした料理が食べたいです。
- ( 3 ) 彼女はあっさりした性格で、付き合いやすいです。
- ( 4 ) 思ったよりあっさり合格できて、驚きました。
- ( 5 ) 夏バテ気味なので、あっさりした和食を選びました。
- ( 6 ) あっさりした味付けの方が、素材の味が楽しめます。
あっさりの会話例
こってりとは?
こってりとは、味が濃厚で油分や調味料が多く、満足感のある重たい味わいを表す言葉です。豚骨ラーメン、背脂たっぷりのラーメン、濃厚なソースの洋食、揚げ物などが代表的なこってり料理です。こってりした料理は、若い人や体力仕事をする人に人気があり、スタミナをつけたい時に選ばれることが多いです。
ただし、食べ過ぎると胃もたれすることもあるため、体調や年齢に応じて楽しむことが大切です。味以外では、こってり叱られるのように、しっかりと、みっちりとという意味でも使われます。
こってりした味は、満足感が高く、がっつり食べたい時にぴったりですが、毎日続けると健康に影響することもあるため、バランスが重要です。
こってりの例文
- ( 1 ) たまにはこってりしたラーメンが食べたくなります。
- ( 2 ) このステーキソースは、こってりしていて美味しいです。
- ( 3 ) 飲み会の後は、こってりした料理で締めたいです。
- ( 4 ) こってり叱られて、反省しています。
- ( 5 ) 若い頃はこってりした料理ばかり食べていました。
- ( 6 ) こってりした味付けが好きな人には、この店がおすすめです。
こってりの会話例
あっさりとこってりの違いまとめ
あっさりとこってりは、味の濃さと重さにおいて正反対の特徴を持ちます。あっさりは薄味でさっぱりした軽い味わいで、胃に優しく後味も軽やかです。
こってりは濃厚で油分が多い重たい味わいで、満足感は高いですが胃に負担がかかることもあります。あっさりはヘルシー志向、こってりはガッツリ志向という違いがあります。
体調や気分、年齢によって、あっさりとこってりを使い分けることが、食生活のバランスを保つコツです。
あっさりとこってりの読み方
- あっさり(ひらがな):あっさり
- あっさり(ローマ字):assari
- こってり(ひらがな):こってり
- こってり(ローマ字):kotteri