【確定拠出年金】と【確定給付年金】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
確定拠出年金と確定給付年金の分かりやすい違い
確定拠出年金と確定給付年金は、老後資金の準備方法が正反対の企業年金です。
確定拠出年金は毎月の掛金は決まっているが、もらえる金額は運用次第、確定給付年金はもらえる金額は決まっているが、企業が運用するという違いがあります。
確定拠出は自己責任型、確定給付は企業保証型という特徴があります。
確定拠出年金とは?
確定拠出年金(DC:Defined Contribution Plan)とは、加入者ごとに拠出された掛金を加入者自身が運用し、その運用結果に基づいて給付額が決定される年金制度です。
企業型DCと個人型DC(iDeCo)があります。毎月の掛金額は確定していますが、将来の受取額は運用成績により変動します。確定拠出年金の特徴は、運用リスクを加入者が負うこと、転職時に資産を持ち運べること(ポータビリティ)、運用商品を自分で選択できることです。
掛金は全額所得控除となり、運用益も非課税、受取時も税制優遇があります。
確定拠出年金の例文
- ( 1 ) 確定拠出年金の運用商品を見直し、リスク許容度に応じた配分に変更しました。
- ( 2 ) 企業型DCの掛金を上限まで活用し、税制メリットを最大化しています。
- ( 3 ) 確定拠出年金の運用成績が好調で、想定以上の資産形成ができています。
- ( 4 ) iDeCoへの加入により、自営業者も老後資金準備の選択肢が広がりました。
- ( 5 ) 転職時に確定拠出年金の資産を新しい会社のDCに移管しました。
- ( 6 ) 確定拠出年金の投資教育により、従業員の金融リテラシーが向上しています。
確定拠出年金の会話例
確定給付年金とは?
確定給付年金(DB:Defined Benefit Plan)とは、加入者が将来受け取る給付額があらかじめ確定している年金制度です。企業が掛金を拠出し、運用責任も企業が負います。
退職時の給与や勤続年数に応じて給付額が計算される仕組みが一般的です。確定給付年金の特徴は、運用リスクを企業が負うこと、加入者は安定した給付を期待できること、積立不足が生じた場合は企業が追加拠出する必要があることです。
従来の厚生年金基金や適格退職年金から移行した制度が多く、大企業を中心に採用されています。
確定給付年金の例文
- ( 1 ) 確定給付年金により、退職後の生活設計が立てやすくなっています。
- ( 2 ) 確定給付年金の給付水準が保証されているため、安心して働けます。
- ( 3 ) 企業の確定給付年金が、退職金制度の中核となっています。
- ( 4 ) 確定給付年金の積立状況は、企業の財務諸表に影響を与えます。
- ( 5 ) 確定給付年金から確定拠出年金への移行により、企業の負担が軽減されました。
- ( 6 ) 確定給付年金の運用は、企業が専門機関に委託して行っています。
確定給付年金の会話例
確定拠出年金と確定給付年金の違いまとめ
確定拠出年金は掛金確定・給付変動で個人責任型、確定給付年金は給付確定・掛金変動で企業責任型という対照的な仕組みです。
運用リスクの所在が最大の違いです。最近では両制度を組み合わせたハイブリッド型も登場し、企業と従業員でリスクを分担する動きも出ています。
確定拠出年金と確定給付年金の読み方
- 確定拠出年金(ひらがな):かくていきょしゅつねんきん
- 確定拠出年金(ローマ字):kakuteikyoshutsunennkinn
- 確定給付年金(ひらがな):かくていきゅうふねんきん
- 確定給付年金(ローマ字):kakuteikyuufunennkinn