【熱伝導シート】と【グリス】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
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熱伝導シートとグリスの分かりやすい違い
熱伝導シートとグリスの違いは、「形状」と「埋められるすきまの大きさ」にあります。
熱伝導シートは、ゴムのような板状で、厚みのあるすきまにはさんで使う放熱材です。
グリスは、ねり歯みがきのようなペーストで、密着する面のわずかな凹凸に薄く塗る放熱材です。
熱伝導シートとは?
熱伝導シートとは、シリコーンなどの柔らかい素材でできた板状の放熱材のことです。
部品どうしの高さがそろっていない場所や、はっきりしたすきまがある場所を埋める場面で用いられます。
必要な厚みが段階的に用意されており、選んではさむだけで済み、塗る手間がないという性質を持ちます。
柔らかいぶん、強く押しつけて密着する面ではグリスより熱が伝わりにくいとされ、そこが役割の分かれ目になります。
熱伝導シートの例文
- ( 1 ) 記憶装置が熱を持つので、放熱板との間に熱伝導シートをはさんだ。
- ( 2 ) 部品の高さがそろっていないところは、グリスではなく熱伝導シートで埋める。
- ( 3 ) 熱伝導シートは必要な厚みを選んで切るだけなので、手を汚さずに済む。
- ( 4 ) 厚すぎる熱伝導シートを使うと、押しつける力がうまくかからないことがある。
熱伝導シートの会話例
記憶装置が熱くなるらしいんだけど、グリスを塗ればいいのかな。
そこは熱伝導シートのほうがいい。すきまがあって、ペーストでは埋まらないんだ。
シートって、どれを買えばいいの。
厚みで選ぶといい。すきまより少し厚いものだと密着しやすく、厚すぎると逆によくない。
グリスとは?
グリスとは、ねり歯みがきのようなペースト状の放熱材のことです。
パソコンのCPUやGPUと冷却器の間のように、ねじで強く押しつけられ、ほぼ密着する場所で用いられます。
金属どうしの面に残る細かい凹凸に薄く塗って空気を追い出し、熱を伝わりやすくするという性質を持ちます。
塗る量が多すぎるとかえって熱が伝わりにくくなることがあり、はみ出せば周囲を汚します。
グリスの例文
- ( 1 ) 冷却器を強く押しつける場所には、シートではなくグリスを使う。
- ( 2 ) グリスは中央に少量を置き、冷却器で押しつけて広げる塗り方が知られている。
- ( 3 ) CPUを取り外したあと、古いグリスをふき取ってから新しく塗り直した。
- ( 4 ) グリスは塗りすぎると、はみ出して基板を汚してしまう。
グリスの会話例
CPUの温度が、前より高い気がするんだ。
何年か使っているなら、グリスが乾いているのかもしれないね。
たっぷり塗ればいいのかな。
逆だよ。厚く盛るとかえって伝わりにくい。少量を中央に置き、押しつけて広げるといい。
熱伝導シートとグリスの違いまとめ
熱伝導シートとグリスの違いは、形状と、埋められるすきまの大きさにあります。
熱伝導シートは板状で厚みのあるすきまを埋めるのに対し、グリスはペースト状で密着する面のわずかな凹凸を埋めます。
部品の高さがそろわずすきまが厚い場合は「熱伝導シート」、CPUと冷却器のように密着する場合は「グリス」と区別されます。
熱伝導シートとグリスの読み方
- 熱伝導シート(ひらがな):ねつでんどうしーと
- 熱伝導シート(ローマ字):netsudendoushiito
- グリス(ひらがな):ぐりす
- グリス(ローマ字):gurisu