【損益計算書】と【損益表】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
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損益計算書と損益表の分かりやすい違い
損益計算書と損益表は、実は同じ書類を指す言葉です。損益計算書が正式な名前で、損益表はそれを短くした呼び方です。
会社が1年間(または一定期間)でいくら売り上げて、いくら使って、結果としていくら儲かったかを示す成績表のようなものです。
計算書という正式名称は書類や報告書で使い、表という略称は会話でよく使われます。
損益計算書とは?
損益計算書とは、企業の一定期間(通常1年間)における経営成績を示す財務諸表の一つです。売上高から各種費用を差し引いて、営業利益、経常利益、当期純利益などを段階的に表示します。
企業がどのように利益を生み出したか、その過程を明らかにする重要な書類です。英語ではProfit and Loss Statement(P/L)と呼ばれ、投資家や債権者が企業の収益力を評価する際の基本資料となります。
売上総利益率、営業利益率などの分析指標を算出する基礎データとしても活用されます。
損益計算書の例文
- ( 1 ) 当期の損益計算書において、売上高が前期比15%増加しました。
- ( 2 ) 連結損益計算書の営業利益率が、目標の10%を達成しました。
- ( 3 ) 四半期損益計算書を分析した結果、コスト削減効果が表れています。
- ( 4 ) 損益計算書の特別損失として、減損損失5億円を計上しました。
- ( 5 ) セグメント別損益計算書により、事業部門別の収益性が明確になりました。
- ( 6 ) 損益計算書と貸借対照表の連動性を重視した経営を行っています。
損益計算書の会話例
損益計算書の読み方を教えてください。
売上高から順番に費用を引いていき、最終的に当期純利益を算出する構造になっています。
なぜ損益計算書というのですか?
収益(益)から費用(損)を差し引いて利益を計算する書類だからです。
損益計算書で最も重要な項目は何ですか?
企業により異なりますが、一般的には営業利益が本業の実力を示す重要指標です。
損益表とは?
損益表とは、損益計算書の略称で、同じ財務諸表を指します。そんえきひょうと読み、ビジネスの現場ではピーエルと呼ばれることも多くあります。
正式な会計用語は損益計算書ですが、実務では簡潔な損益表という表現が頻繁に使用されます。銀行員、経理担当者、経営者の間では今期の損益表は?
、損益表ベースで黒字といった使い方が一般的です。内容は損益計算書と全く同じで、企業の収益性を示す基本的な財務諸表です。
損益表の例文
- ( 1 ) 月次の損益表を見ると、販管費の削減が進んでいることが分かります。
- ( 2 ) 損益表上は黒字ですが、キャッシュフローには注意が必要です。
- ( 3 ) 部門別損益表の導入により、各部門の採算性が可視化されました。
- ( 4 ) 前年同期の損益表と比較して、大幅な改善が見られます。
- ( 5 ) 速報ベースの損益表では、営業利益が計画を上回っています。
- ( 6 ) 損益表分析から、売上原価率の上昇が課題として浮かび上がりました。
損益表の会話例
損益表とP/Lは同じものですか?
はい、損益表もP/L(Profit and Loss Statement)も損益計算書を指す言葉です。
なぜ損益表という略称を使うのですか?
損益計算書より短く言いやすいため、実務では広く使われています。
損益表の作成頻度はどのくらいですか?
上場企業は四半期ごと、多くの企業では月次でも作成して経営管理に活用しています。
損益計算書と損益表の違いまとめ
損益計算書と損益表は同一の財務諸表で、正式名称と略称の関係にあります。法定開示書類や監査報告書では損益計算書、社内会議や実務的な場面では損益表が使われます。
どちらを使っても誤りではありませんが、文書の格式や相手に応じて使い分けると良いでしょう。
損益計算書と損益表の読み方
- 損益計算書(ひらがな):そんえきけいさんしょ
- 損益計算書(ローマ字):sonnekikeisannsho
- 損益表(ひらがな):そんえきひょう
- 損益表(ローマ字):sonnekihyou