【相思】と【相愛】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説

相思と相愛の分かりやすい違い
相思は、お互いに相手のことを思い合っている状態です。「相思相愛」という言葉の前半で、まだ恋心や好意の段階を表します。両思いになったばかりの初々しい関係で使われる、優しい響きの言葉です。
相愛は、お互いに深く愛し合っている状態です。「相思相愛」の後半で、思いが愛に発展した深い関係を表します。長く付き合っているカップルや夫婦のような、成熟した愛情関係を示す言葉です。
相思とは?
相思とは、恋愛において二人が互いに相手を思い合っている状態を表す言葉です。「相互に思う」という意味で、片思いではなく両思いであることを示しますが、まだ「愛」には至っていない初期段階を指します。
告白が成功して両思いになった瞬間、お互いに好意を持っていることが分かった時など、恋愛の始まりの甘い時期を表現します。相手を思う気持ちが通じ合った喜びと、これから始まる恋への期待が込められています。
相思は恋愛の第一歩であり、ここから信頼関係を築き、理解を深めることで、より深い愛情へと発展していきます。初々しくも大切な恋愛の段階です。
相思の例文
- ( 1 ) 相思の関係になれて嬉しい。
- ( 2 ) やっと相思になれた。
- ( 3 ) 相思から始まる恋。
- ( 4 ) 相思の喜びを噛みしめる。
- ( 5 ) 相思であることの幸せ。
- ( 6 ) 相思の二人は輝いている。
相思の会話例
相愛とは?
相愛とは、恋愛において二人が互いに深く愛し合っている状態を表す言葉です。単なる好意や恋心を超えて、相手の全てを受け入れ、支え合う成熟した愛情関係を指します。
長い時間をかけて育まれた信頼関係、お互いの欠点も含めて愛する深い理解、どんな困難も共に乗り越える強い絆など、真の愛情で結ばれた関係です。結婚生活や長期的なパートナーシップの理想形とされます。
相愛は恋愛の到達点の一つであり、「相思相愛」という四字熟語が示すように、思いから始まった関係が愛へと昇華した、最も美しい関係性を表現する言葉です。
相愛の例文
- ( 1 ) 深い相愛関係を築きたい。
- ( 2 ) 相愛の絆は切れない。
- ( 3 ) 真の相愛を知った。
- ( 4 ) 相愛に年月は関係ない。
- ( 5 ) 永遠の相愛を誓う。
- ( 6 ) 相愛こそ最高の関係。
相愛の会話例
相思と相愛の違いまとめ
相思は互いに思い合う初期の感情、相愛は互いに深く愛し合う成熟した関係です。相思は恋の始まり、相愛は愛の完成形を表します。
相思から始まり、時間と経験を重ねて相愛へと発展するのが理想的な恋愛の形です。どちらも相互の感情という点で、幸せな恋愛関係を表す美しい言葉です。
相思と相愛の読み方
- 相思(ひらがな):そうし
- 相思(ローマ字):soushi
- 相愛(ひらがな):そうあい
- 相愛(ローマ字):souai