【欲しい】と【求める】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説

欲しいと求めるの分かりやすい違い
欲しいと求めるは、どちらも何かを望むことですが、表現の仕方が異なります。
欲しいは素直な感情表現、求めるは目的を持った行動表現です。
プレゼントが「欲しい」と思い、会社に改善を「求める」という使い分けをします。
欲しいとは?
欲しいとは、何かを手に入れたい、得たいという個人的な願望や感情を表す言葉です。子供から大人まで使う日常的な表現で、素直で率直な気持ちを表します。物質的なものから、愛情や時間など抽象的なものまで、幅広い対象に使われます。感情的で主観的な表現として、親しい関係での会話でよく使われます。
「新しい服が欲しい」「もっと時間が欲しい」「君の意見が欲しい」など、個人的な願望を素直に表現します。カジュアルで親しみやすい言葉です。
買い物での願望、恋愛での気持ち、日常生活での要望など、素直な感情を表現する場面で使われる身近な言葉です。
欲しいの例文
- ( 1 ) 新しいスマートフォンが欲しい。
- ( 2 ) もっと休みが欲しいなあ。
- ( 3 ) 彼女の笑顔が欲しい。
- ( 4 ) お小遣いがもう少し欲しい。
- ( 5 ) 静かな時間が欲しい。
- ( 6 ) あなたの本音が欲しい。
欲しいの会話例
「誕生日プレゼント何がいい?」
「新しいバッグが欲しいな」
「お腹すいた」
「何か食べるものが欲しい」
「疲れた」
「ゆっくりする時間が欲しいよね」
求めるとは?
求めるとは、必要なものや望むものを積極的に追求したり、要求したりする行動を表す言葉です。より理性的で目的意識を持った表現で、ビジネスや公式な場面でよく使われます。単なる願望ではなく、実際に行動を起こして獲得しようとする意志が含まれます。フォーマルで大人っぽい表現です。
「理解を求める」「協力を求める」「真実を求める」など、積極的に追求する姿勢を表現します。知的で洗練された印象を与える言葉です。
ビジネスでの要求、学問での探究、人間関係での理解など、目的を持って追求する場面で使われる成熟した表現です。
求めるの例文
- ( 1 ) 会社に待遇改善を求める。
- ( 2 ) 彼は常に完璧を求める人だ。
- ( 3 ) 助けを求めて電話をかけた。
- ( 4 ) 国民は政府に説明を求めている。
- ( 5 ) 幸せを求めて旅に出た。
- ( 6 ) 専門家の意見を求める必要がある。
求めるの会話例
「この件について」
「詳しい説明を求めます」
「協力してもらえる?」
「正式に協力を求めたい」
「どうすればいい?」
「専門家の判断を求めましょう」
欲しいと求めるの違いまとめ
欲しいは感情的な願望、求めるは理性的な追求を表します。
欲しいは受動的で個人的、求めるは能動的で社会的という違いがあります。
日常会話では欲しい、フォーマルな場面では求めるを使うと適切です。
欲しいと求めるの読み方
- 欲しい(ひらがな):ほしい
- 欲しい(ローマ字):hoshii
- 求める(ひらがな):もとめる
- 求める(ローマ字):motomeru