【添付】と【付録】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説

添付と付録の分かりやすい違い
添付と付録は、どちらも何かに付け加えるものですが、対象が異なります。
添付はメールや書類にファイルを付けることで、付録は本の巻末の追加資料です。
メールには「添付」し、雑誌には「付録」が付くという使い分けをします。
添付とは?
添付とは、書類やメールなどに、別のファイルや資料を付け加えることです。主にデジタル環境で使われ、メールに画像やPDFを付けたり、申請書に証明書を付けたりする行為を指します。ビジネスや日常のやり取りで頻繁に使われる言葉です。
「ファイルを添付する」「添付書類」「添付忘れ」など、電子メールや書類提出の場面でよく使われます。現代のコミュニケーションに欠かせない行為です。
仕事のメール、学校の課題提出、オンライン申請など、デジタル時代の必須スキルとして日常的に行われています。
添付の例文
- ( 1 ) 履歴書にはを添付してください。
- ( 2 ) メールに画像ファイルを添付した。
- ( 3 ) 添付ファイルが開けないので、再送してください。
- ( 4 ) 申請書には必要書類を添付すること。
- ( 5 ) 添付忘れがないか、送信前に確認した。
- ( 6 ) 大容量ファイルの添付は避けてください。
添付の会話例
「写真送ってくれる?」
「メールに添付して送るね」
「書類が足りないみたい」
「必要なものを添付し忘れたかも」
「ファイルが見つからない」
「添付されてないよ、確認して」
付録とは?
付録とは、本や雑誌の巻末に付け加えられる補足的な内容や、特典として付いてくる物品のことです。本文を補完する資料、データ、用語集などの情報や、雑誌に付く小物やDVDなどの特典を指します。出版物特有の追加要素です。
「巻末付録」「雑誌の付録」「付録付き」など、出版物に関連して使われます。読者サービスや内容の充実を図るための追加要素です。
教科書の資料集、雑誌のおまけ、参考書の別冊解答など、本や雑誌を買う楽しみの一つとなっています。
付録の例文
- ( 1 ) この雑誌の付録はとても豪華だ。
- ( 2 ) 教科書の巻末付録に年表が載っている。
- ( 3 ) 付録のDVDで復習ができる。
- ( 4 ) 子供向け雑誌は付録が人気の理由だ。
- ( 5 ) 参考書の付録として、単語帳が付いていた。
- ( 6 ) 付録目当てで雑誌を買う人も多い。
付録の会話例
「この本、お得だね」
「付録が充実してるからね」
「雑誌買った?」
「付録のバッグが欲しくて買っちゃった」
「参考書選びのポイントは?」
「付録の充実度も大事だよ」
添付と付録の違いまとめ
添付は電子的な付加行為、付録は出版物の追加内容を指します。
添付は動作を表し、付録は物や内容を表すという違いがあります。
デジタル時代は添付を、読書では付録を楽しむという使い分けができます。
添付と付録の読み方
- 添付(ひらがな):てんぷ
- 添付(ローマ字):tennpu
- 付録(ひらがな):ふろく
- 付録(ローマ字):furoku