【終了】と【閉幕】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説

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終了と閉幕の分かりやすい違い

終了と閉幕はどちらも終わることを表しますが、使う場面が違います。

終了は「会議が終了する」のように、あらゆる物事の終わりに使える一般的な言葉です。閉幕は「オリンピックが閉幕する」のように、演劇やイベントなど、幕を使う催しの終わりに使います。

普通の終わりは「終了」、華やかな終わりは「閉幕」という違いがあります。

終了とは?

終了とは、物事や活動が終わることを表す最も一般的な言葉で、あらゆる場面で使用できます。

「仕事が終了する」「営業時間が終了する」「プログラムが終了する」など、日常生活からビジネス、コンピュータまで幅広く使われます。開始の反対語として、明確に区切りをつける時に使用され、完了や完結とは異なり、単に時間的な終わりを示すことが多いです。

フォーマルな場面でもカジュアルな場面でも使える汎用性の高い表現です。

終了の例文

  • ( 1 ) 会議は予定通り5時に終了した。
  • ( 2 ) 本日の営業は終了しました。
  • ( 3 ) プロジェクトが無事に終了した。
  • ( 4 ) 充電が終了したら教えてください。
  • ( 5 ) 試験時間が終了しました。
  • ( 6 ) アプリケーションを終了してから再起動する。

終了の会話例

今日の会議、何時に終了?
3時には終了予定だよ。
終了時間が延びることもある?
議題次第では終了が遅れるかもね。
早く終了してほしいな。
効率よく進めて定時に終了させよう。

閉幕とは?

閉幕とは、演劇、映画祭、スポーツ大会、展覧会など、一定期間開催される催しが終わることを表す言葉です。

もともとは劇場の幕が下りることを意味し、「フェスティバルが閉幕する」「大会が閉幕を迎える」など、華やかなイベントの終了を表現する際に使われます。開幕と対になる言葉で、イベント全体の終わりを演出的に表現する効果があります。

ニュースや公式発表でよく使われ、単なる終了よりも格調高く、イベントの成功を暗示する表現として用いられます。

閉幕の例文

  • ( 1 ) 3日間の音楽祭が閉幕した。
  • ( 2 ) オリンピックが感動的に閉幕を迎えた。
  • ( 3 ) 演劇は拍手喝采の中で閉幕した。
  • ( 4 ) 国際映画祭が華やかに閉幕した。
  • ( 5 ) 長期公演が千秋楽で閉幕する。
  • ( 6 ) 展覧会が好評のうちに閉幕した。

閉幕の会話例

文化祭が明日で閉幕だね。
3日間あっという間だった!盛大に閉幕しそう。
閉幕式は何かやるの?
花火を打ち上げて華やかに閉幕するらしいよ。
素敵な閉幕になりそうだね。
みんなの思い出に残る閉幕にしたいね。

終了と閉幕の違いまとめ

終了はあらゆる物事の終わりを表す汎用的な言葉で、日常的に広く使われます。

一方、閉幕は演劇やイベントなど特別な催しの終わりを表す演出的な言葉です。

普段の活動には「終了」、特別なイベントには「閉幕」を使うと適切です。

終了と閉幕の読み方

  • 終了(ひらがな):しゅうりょう
  • 終了(ローマ字):shuuryou
  • 閉幕(ひらがな):へいまく
  • 閉幕(ローマ字):heimaku
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