【参上】と【参内】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説

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参上と参内の分かりやすい違い

参上と参内はどちらも行くの敬語ですが、行き先が違います。参上は、目上の人のところへ行くことを表す一般的な謙譲語です。お宅に参上します、会場に参上したのように、相手を敬う場面で使います。

参内は、天皇陛下のいる皇居(宮中)へ参ることを表す特別な言葉です。新年に参内する、参内して拝謁するのように、皇室関係でのみ使います。

一般人はほとんど使いません。一般的な敬語が参上、皇室専用が参内と覚えましょう。

参上とは?

参上は、自分が目上の人のところへ出向くことを表す謙譲語です。参はまいる、上はのぼる、行くを意味し、相手を高い位置に置いて自分を低くする敬語表現です。ビジネスや公式な場面で使われる丁寧な言葉です。

明日、御社に参上いたします、会議に参上する、お祝いに参上したのように使われ、単に行くよりも敬意を込めた表現となります。時代劇では○○参上!という決め台詞もあり、堂々と現れる様子を表すこともあります。

現代では主にビジネスシーンや改まった場面で使われ、日常会話では伺うの方が一般的です。しかし、より丁寧さや格式を重視する場面では参上が選ばれることもあり、状況に応じた使い分けが大切です。

参上の例文

  • ( 1 ) 明日、お宅に参上いたします。
  • ( 2 ) 会議に参上が遅れて申し訳ございません。
  • ( 3 ) お祝いの席に参上させていただきます。
  • ( 4 ) 約束の時間に参上します。
  • ( 5 ) 部長のもとへ参上した。
  • ( 6 ) 正義の味方、参上!

参上の会話例

明日の会議に参上してもらえる?
はい、必ず参上いたします。
何時頃に参上すればいい?
10時に参上していただければ。
遠方から参上するのは大変でしょう。
いえいえ、喜んで参上します。

参内とは?

参内は、天皇陛下のおられる皇居(宮中)に参上することを表す特別な敬語です。参はまいる、内はうち、宮中を意味し、皇室に関わる最高レベルの敬語表現です。一般の場所や人に対しては使用しません。新年の参内、叙勲のため参内する、参内して拝謁を賜るのように使われ、皇室行事や公式行事に関連して用いられます。

歴史的には貴族や大臣が宮中に上がることを指し、現代でも皇室関係の報道で見かける言葉です。参内は極めて限定的な使用場面を持つ言葉で、一般人が日常生活で使うことはほぼありません。

しかし、日本の皇室文化や伝統を理解する上で重要な言葉であり、ニュースや歴史書で目にすることがあるため、意味を知っておくことは大切です。

参内の例文

  • ( 1 ) 新年の一般参賀で参内した。
  • ( 2 ) 叙勲のため参内することになった。
  • ( 3 ) 首相が参内して国政を報告した。
  • ( 4 ) 参内して天皇陛下に拝謁した。
  • ( 5 ) 宮中晩餐会のため各国大使が参内した。
  • ( 6 ) 歴史上、多くの公家が参内していた。

参内の会話例

参内するってどういうこと?
参内は皇居に行くことだよ。
一般人も参内できるの?
特別な場合以外、参内はできないね。
参内のニュースを見たことある?
新年や即位の礼で参内の報道があったね。

参上と参内の違いまとめ

参上と参内は、どちらも敬語的な行くを表しますが、対象と使用範囲が全く異なります。参上は一般的な謙譲語で、目上の人や改まった場所へ行く際に広く使えます。

一方参内は、天皇陛下のいる宮中へ行くことのみを指す特殊な敬語で、皇室関係以外では使いません。社長のもとへ参上するは適切ですが、社長のもとへ参内するは誤用です。

日常生活やビジネスでは参上を、皇室関連のニュースでは参内を理解できれば十分です。

参上と参内の読み方

  • 参上(ひらがな):さんじょう
  • 参上(ローマ字):sannjou
  • 参内(ひらがな):さんだい
  • 参内(ローマ字):sanndai
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