【奢る】と【驕る】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
奢ると驕るの分かりやすい違い
奢る(おごる)は人に食事や飲み物をご馳走する、代金を払ってあげるという意味で、相手のためにお金を出す親切な行為を表します。例えば今日は私が奢るよ、後輩に昼食を奢ったなどです。
一方、驕る(おごる)は偉そうにする、思い上がる、調子に乗るという意味で、自分を過大評価して傲慢になることを表します。例えば成功して驕る、驕る平家は久しからずなどです。
簡単に言えば、奢るはご馳走する、驕るは偉そうにするという全く違う意味です。漢字で区別することが大切です。
奢るとは?
奢るは人に食事や飲み物などをご馳走する、他人の分の代金を支払うという意味を持つ動詞です。友人や後輩、部下などに対して、感謝や親愛の気持ちを表す行為として行われます。日本の社会では、人間関係を円滑にする重要なコミュニケーション手段の一つです。
例えば誕生日だから今日は奢るよ、先輩がランチを奢ってくれたのように使います。奢る行為は、相手への好意や感謝、お祝いの気持ちを表現する方法であり、また目上の人が目下の人に対して行う場合は、面倒を見る姿勢を示すこともあります。
奢ることは相手との関係性を深める効果がありますが、過度に行うと相手に負担を感じさせることもあります。また、奢られる側も感謝の気持ちを忘れず、機会があればお返しをするなど、バランスの取れた関係を保つことが大切です。
奢るの例文
- ( 1 ) 今日は私が奢るから遠慮しないで。
- ( 2 ) 誕生日の人には奢ることにしている。
- ( 3 ) 先輩が新人に飲み代を奢った。
- ( 4 ) たまには奢らせてください。
- ( 5 ) 給料日だから奢ってもいいよ。
- ( 6 ) いつも奢ってもらってばかりで申し訳ない。
奢るの会話例
驕るとは?
驕るは思い上がる、高慢になる、偉そうな態度を取るという意味を持つ動詞です。成功や地位、能力などを過信して、謙虚さを失い、他人を見下すような態度を取ることを表します。否定的な意味で使われる言葉です。
例えば勝利に驕って油断した、地位に驕る人は信頼を失うのように使います。驕る平家は久しからずという有名な言葉があるように、驕りは没落の原因となることを昔から戒められています。一時的な成功に満足して努力を怠ることも驕りの表れです。
驕りは成功体験から生まれやすく、誰にでも起こりうる心理状態です。常に謙虚な気持ちを持ち、周囲への感謝を忘れないことが驕りを防ぐ方法です。実るほど頭を垂れる稲穂かなという言葉のように、成功するほど謙虚になることが大切とされています。
驕るの例文
- ( 1 ) 成功に驕ると失敗を招く。
- ( 2 ) 彼は最近驕っている感じがする。
- ( 3 ) 驕る平家は久しからず。
- ( 4 ) 地位に驕ってはいけない。
- ( 5 ) 勝利に驕らず次も頑張ろう。
- ( 6 ) 若さに驕っていた頃が懐かしい。
驕るの会話例
奢ると驕るの違いまとめ
奢ると驕るは、同じおごるという読み方ですが、意味は正反対です。奢るは他人への親切な行為を、驕るは自分の傲慢な態度を表します。
奢るは今日は私が奢りますのように、相手のために支払いをする優しい行為です。一方、驕るは成功に驕って失敗したのように、思い上がって謙虚さを失うことです。一方は美徳、もう一方は悪徳という対照的な意味を持ちます。
使い分けは漢字で明確にできます。食べ物を奢る、態度が驕るのように、文脈からも判断できますが、書く時は漢字を使い分けることが重要です。人に優しくする時は奢る、傲慢になることは驕ると覚えましょう。
奢ると驕るの読み方
- 奢る(ひらがな):おごる
- 奢る(ローマ字):ogoru
- 驕る(ひらがな):おごる
- 驕る(ローマ字):ogoru