【確認しました】と【了解しました】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説

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確認しましたと了解しましたの分かりやすい違い

確認しましたは、書類や内容を見て確かめたことを伝える時に使います。メールを確認しました、予定を確認しましたのように、チェックして事実を把握したという報告の意味があります。

了解しましたは、相手の話や指示を理解して承諾したことを伝える時に使います。指示を了解しました、変更を了解しましたのように、理解して同意したという返事です。

確認は事実の把握、了解は理解と承諾という違いがあります。

確認しましたとは?

確認しましたとは、書類、メール、スケジュールなどの内容を実際に見て、その内容が正しいかどうかを確かめたことを相手に伝える表現です。単に見ただけでなく、内容をチェックして事実を把握したという意味が含まれます。

ビジネスシーンでよく使われ、資料を確認しました、出欠を確認しましたなど、情報の照合や検証を行った後の報告として使います。確認作業には時間がかかることもあり、その結果を相手に知らせる重要なコミュニケーションです。

確認後に問題があれば指摘し、問題がなければそのまま進めるという流れになることが多く、業務を円滑に進めるための基本的な報告表現です。相手に安心感を与える効果もあります。

確認しましたの例文

  • ( 1 ) 送付いただいた資料を確認しました。
  • ( 2 ) 明日の会議の時間を確認しました。
  • ( 3 ) お客様の注文内容を確認しました。
  • ( 4 ) システムの動作を確認しました。問題ありません。
  • ( 5 ) 全員の出欠を確認しました。
  • ( 6 ) 契約書の内容を確認しましたので、ご連絡します。

確認しましたの会話例

メール見てもらえた?確認しました?
はい、先ほど確認しました。内容に問題ありません。
スケジュール表、確認してくれた?
確認しました。来週の予定が変更されていますね。
書類の不備がないか確認しました?
全て確認しましたが、署名欄が一箇所空欄でした。

了解しましたとは?

了解しましたとは、相手からの依頼、指示、説明などを理解し、それに同意・承諾したことを伝える表現です。単に聞いただけでなく、内容を理解した上で分かりました、そのようにしますという意思表示を含みます。了は終わる・明らかになる、解は理解するという意味で、完全に理解したというニュアンスがあります。

上司からの指示、会議での決定事項、変更連絡などに対する返答として使われ、次の行動に移る準備ができたことを示します。

カジュアルな場面では了解!と短縮されることもありますが、ビジネスでは承知しました、かしこまりましたの方が丁寧とされる場合もあります。相手との関係性や場面に応じて使い分けることが大切です。

了解しましたの例文

  • ( 1 ) 会議の時間変更について了解しました。
  • ( 2 ) ご指示の件、了解しました。すぐに対応します。
  • ( 3 ) プロジェクトの方針変更を了解しました。
  • ( 4 ) 締切日の延期について了解しました。
  • ( 5 ) 新しい業務手順を了解しました。
  • ( 6 ) 注意事項を了解しました。気をつけます。

了解しましたの会話例

明日の集合時間、9時に変更になったから。
了解しました。9時に変更ですね。
この作業、今日中に終わらせてもらえる?
了解しました。本日中に完了させます。
会議の議事録、来週までに提出してね。
了解しました。来週までに提出します。

確認しましたと了解しましたの違いまとめ

確認しましたは内容をチェックして事実を把握したという報告で、見て確かめたことを伝えます。情報の照合や検証の結果を相手に知らせる表現です。

了解しましたは相手の話を理解して承諾したという返答で、分かって同意したことを伝えます。指示や依頼に対して、実行する意思を示す表現です。

簡単に言えば、確認はチェックした報告、了解は理解した返事という違いで、確認は過去の行動、了解は今後の行動につながります。

確認しましたと了解しましたの読み方

  • 確認しました(ひらがな):かくにんしました
  • 確認しました(ローマ字):kakuninnshimashita
  • 了解しました(ひらがな):りょうかいしました
  • 了解しました(ローマ字):ryoukaishimashita
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