【発見】と【発明】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説

発見と発明の分かりやすい違い
発見と発明は似ているようで全く違う意味があります。
発見は「新種の生物を発見する」のように、もともと存在していたけれど知られていなかったものを見つけることです。発明は「電話を発明する」のように、今までなかった新しいものを作り出すことです。
見つけるのが「発見」、作り出すのが「発明」という違いがあります。
発見とは?
発見とは、これまで知られていなかったが既に存在していたものを見つけ出すことを指します。
「新大陸の発見」「遺跡の発見」「法則の発見」など、自然界や社会に元からあったものを人間が初めて認識することです。科学では新しい元素や星、生物種などの発見があり、日常生活でも忘れ物を発見するなど、規模の大小を問わず使われます。偶然による発見もあれば、意図的な探索による発見もあります。
人類の知識を広げる重要な活動であり、時に世界観を変える大発見につながることもあります。
発見の例文
- ( 1 ) 庭で珍しい昆虫を発見した。
- ( 2 ) 考古学者が古代都市を発見した。
- ( 3 ) がんの早期発見が治療の鍵となる。
- ( 4 ) 偶然の発見が科学を進歩させることもある。
- ( 5 ) なくした鍵を引き出しの中で発見した。
- ( 6 ) 新しい才能を発見する喜びがある。
発見の会話例
このお店、最近発見したんだ!
へえ、どうやって発見したの?
散歩してたら偶然発見したんだよ。
良いお店を発見するとうれしいよね。
隠れた名店を発見した気分!
また新しいお店を発見したら教えて。
発明とは?
発明とは、これまで存在しなかった新しいものや方法を創り出すことを指します。
「電球の発明」「印刷機の発明」「インターネットの発明」など、人間の創意工夫によって生み出された道具、機械、システムなどを表します。必要は発明の母と言われるように、問題解決のために新しいアイデアを形にすることが多いです。特許制度によって発明者の権利が保護されています。
人類の生活を便利にし、文明を発展させる創造的な活動として高く評価されています。
発明の例文
- ( 1 ) エジソンは電球を発明した。
- ( 2 ) 便利な道具を発明して特許を取った。
- ( 3 ) 必要に迫られて新しい方法を発明する。
- ( 4 ) 車輪の発明は人類史上最も重要だ。
- ( 5 ) 日本人が即席麺を発明した。
- ( 6 ) AIが人間を超える発明をする日が来るかもしれない。
発明の会話例
すごい発明のアイデアがあるんだ!
どんな発明?
朝起きられない人のための画期的な目覚まし時計!
面白い発明だね!需要ありそう。
発明って身近な困りごとから生まれるんだね。
そう!日常の不便を解決する発明が一番役立つよ。
発見と発明の違いまとめ
発見は既に存在するものを見つける行為で、自然や社会の中から新たな知識を得ます。
一方、発明は存在しないものを創り出す行為で、人間の創造力による新しい価値の創出です。
自然にあるものは「発見」、人が作るものは「発明」と覚えると分かりやすいです。
発見と発明の読み方
- 発見(ひらがな):はっけん
- 発見(ローマ字):hakkenn
- 発明(ひらがな):はつめい
- 発明(ローマ字):hatsumei