【財務諸表】と【決算書】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説

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財務諸表と決算書の分かりやすい違い

財務諸表と決算書は、どちらも会社の成績表のようなものですが、範囲が異なります。財務諸表は会計のルールに従って作られた正式な表(貸借対照表など)を指します。

決算書はもっと広い意味で、財務諸表に加えて事業報告書なども含む書類全体を指します。

学校に例えると、財務諸表は通知表の成績欄、決算書は通知表全体のような関係です。

財務諸表とは?

財務諸表とは、企業の財政状態や経営成績を会計基準に従って作成した正式な報告書のことです。主要な財務諸表には、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書、株主資本等変動計算書などがあります。

上場企業では四半期ごとに作成が義務付けられています。財務諸表は投資家、債権者、取引先などのステークホルダーが企業を評価する際の最も重要な情報源となります。

国際会計基準(IFRS)や日本基準など、採用する会計基準により作成方法が異なる場合があります。

財務諸表の例文

  • ( 1 ) 第3四半期の財務諸表を開示し、業績の進捗状況を報告しました。
  • ( 2 ) 連結財務諸表の作成にあたり、海外子会社の会計基準統一を進めています。
  • ( 3 ) 監査法人による財務諸表監査が完了し、無限定適正意見を取得しました。
  • ( 4 ) IFRSに基づく財務諸表への移行により、国際的な比較可能性が向上しました。
  • ( 5 ) 財務諸表分析の結果、収益性と安全性の両面で改善が確認されました。
  • ( 6 ) 四半期財務諸表の早期開示により、投資家との対話を強化しています。

財務諸表の会話例

財務諸表の作成基準について教えてください。
日本基準に準拠し、企業会計原則と各種会計基準に従って作成しています。
財務諸表の信頼性はどのように担保されていますか?
独立した監査法人による外部監査を受け、適正性を確認しています。
連結財務諸表の作成で苦労している点はありますか?
海外子会社との会計基準の違いや、連結調整作業に時間を要しています。

決算書とは?

決算書とは、事業年度終了後に作成される決算に関する書類の総称です。財務諸表のほか、事業報告書、監査報告書、税務申告書類なども含まれる広い概念です。

株主総会で承認を受ける必要があり、企業の1年間の活動を総括する重要な書類群となります。中小企業では決算書という呼び方が一般的で、銀行への提出書類としても使われます。

決算書の作成と開示は、企業の透明性確保と説明責任を果たす上で欠かせない業務です。

決算書の例文

  • ( 1 ) 決算書の作成が完了し、来月の定時株主総会に提出予定です。
  • ( 2 ) 銀行提出用の決算書に、詳細な資金繰り表を添付しました。
  • ( 3 ) 税理士と協力して決算書を作成し、適正な税務申告を行いました。
  • ( 4 ) 3期分の決算書を比較分析し、経営課題を明確化しました。
  • ( 5 ) 決算書の読み方セミナーを開催し、従業員の財務リテラシー向上を図ります。
  • ( 6 ) 電子決算書の導入により、ペーパーレス化と業務効率化を実現しました。

決算書の会話例

決算書はいつ頃完成予定ですか?
決算日から2ヶ月以内の完成を目指し、現在最終確認を行っています。
決算書の承認プロセスについて説明してください。
取締役会での承認後、株主総会に提出し、最終承認を得る流れです。
決算書の開示範囲はどこまでですか?
法定開示事項に加え、投資家の判断に資する情報を積極的に開示しています。

財務諸表と決算書の違いまとめ

財務諸表は会計基準に基づく正式な財務報告書で、決算書はそれを含むより広範な決算関連書類を指します。

財務諸表は専門的・技術的な性格が強く、決算書は実務的・包括的な性格を持ちます。

上場企業では財務諸表、中小企業では決算書という用語が多く使われる傾向があります。

財務諸表と決算書の読み方

  • 財務諸表(ひらがな):ざいむしょひょう
  • 財務諸表(ローマ字):zaimushohyou
  • 決算書(ひらがな):けっさんしょ
  • 決算書(ローマ字):kessannsho
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