【銀行】と【バンク】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説

銀行とバンクの分かりやすい違い
銀行とバンクはどちらも預金を受け入れて融資を行う金融機関のことです。
銀行は日本語の正式な呼び方で、法律や公式書類では必ず「銀行」と書きます。一方、バンクは英語の「bank」から来たカタカナ語で、外資系の金融機関やインターネットバンキングなどで使われることが多いです。
基本的に同じ意味ですが、使う場面や相手によって使い分けることが大切です。
銀行とは?
銀行とは、お客様から預金としてお金を預かり、そのお金を企業や個人に貸し出すことで利益を得る金融機関のことです。日本では銀行法という法律に基づいて営業しており、金融庁の監督を受けています。
主な業務は、預金業務普通預金、定期預金など、融資業務住宅ローン、事業資金の貸付など、為替業務振込、送金などの3つです。これらを「銀行の三大業務」と呼びます。
日本の銀行は、都市銀行、地方銀行、信託銀行、ネット銀行などに分類され、それぞれ特徴的なサービスを提供しています。私たちの生活に欠かせない重要な金融インフラとして機能しています。
銀行の例文
- ( 1 ) 明日、銀行で法人口座を開設する予定です。
- ( 2 ) 弊社のメインバンクは三菱UFJ銀行です。
- ( 3 ) 銀行から融資の承認が下りました。
- ( 4 ) 地方銀行との取引を検討しています。
- ( 5 ) 銀行の営業時間は平日9時から15時までです。
- ( 6 ) 銀行法の改正により、新しいサービスが可能になりました。
銀行の会話例
バンクとは?
バンクとは、英語の「bank」をカタカナ表記したもので、基本的には銀行と同じ意味を持ちます。ただし、日本では主に外資系金融機関の名称や、IT関連の金融サービス、カジュアルなビジネスシーンで使われることが多い表現です。
「○○バンク」という名称は、外資系銀行シティバンク、ドイツバンクなどや、新しい金融サービスネットバンク、モバイルバンクなどでよく見られます。また、「データバンク」「血液バンク」のように、何かを蓄えて管理する施設やシステムを指す場合にも使われます。
ビジネスの場では、相手や状況に応じて「銀行」と「バンク」を使い分けることが重要です。公式な場面では「銀行」、国際的な文脈では「バンク」を使うことが一般的です。
バンクの例文
- ( 1 ) シティバンクのオンラインサービスを利用しています。
- ( 2 ) フィンテックバンクの新しいアプリが便利です。
- ( 3 ) 投資バンク部門での経験を活かしたいと思います。
- ( 4 ) データバンクから必要な情報を取得しました。
- ( 5 ) モバイルバンクなら24時間振込が可能です。
- ( 6 ) ワールドバンクのレポートを参考にしています。
バンクの会話例
銀行とバンクの違いまとめ
銀行とバンクは基本的に同じ金融機関を指しますが、使用場面に違いがあります。
銀行は日本語の正式名称で、法律文書や公式な場面で使われます。一方、バンクは英語由来の表現で、外資系金融機関やIT関連サービス、カジュアルな場面で使われることが多いです。
ビジネスシーンでは、相手や状況に応じて適切に使い分けることが大切です。
銀行とバンクの読み方
- 銀行(ひらがな):ぎんこう
- 銀行(ローマ字):ginkou
- バンク(ひらがな):ばんく
- バンク(ローマ字):banku