【カーディガン】と【羽織り】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説

カーディガンと羽織りの分かりやすい違い
カーディガンは、前にボタンやファスナーがついた編み物の上着のことです。羽織り(はおり)は、さっと上から着られる前開きの上着全体のことを指します。
カーディガンは羽織りの一種ですが、羽織りにはカーディガン以外にも、シャツやジャケットなども含まれます。お店では羽織りものというコーナーに、いろいろな種類の軽い上着が並んでいることがあります。
カーディガンとは?
カーディガンとは、前開きでボタンやファスナーで留めるニット製の上着です。19世紀のクリミア戦争で活躍したカーディガン伯爵が着用したことが名前の由来とされています。Vネック、クルーネック、ショールカラーなど襟の形状も多様です。
アパレル業界では、カーディガンは通年展開できる汎用性の高いアイテムです。春夏はコットンやリネン素材、秋冬はウールやカシミヤ素材と、シーズンに応じて素材を変えて提案します。オフィスカジュアルから休日スタイルまで幅広く対応できます。
商品企画の観点では、カーディガンは着回し力が高く、セット販売(アンサンブル)での展開も効果的です。最近では、オーバーサイズやロング丈など、トレンドを取り入れたデザインも人気で、若い世代への訴求も可能です。
カーディガンの例文
- ( 1 ) ロングカーディガンは、縦のラインを強調してスタイルアップ効果があります
- ( 2 ) カーディガンの在庫は、ベーシックカラーを中心に通年で持つようにしています
- ( 3 ) 今季のカーディガンは、ボタンレスデザインがトレンドです
- ( 4 ) カシミヤカーディガンは、ギフト需要も見込めるので上質なものを選定します
- ( 5 ) Vネックカーディガンは、ビジネスシーンでも使えるので訴求しやすいです
- ( 6 ) カーディガンのサイズ展開は、オーバーサイズ傾向を考慮して決めています
カーディガンの会話例
羽織りとは?
羽織りとは、軽く肩に掛けたり、さっと着用できる前開きの上着全般を指す日本のファッション用語です。カーディガン、シャツ、薄手のジャケット、ガウンなど、様々なアイテムが含まれます。室内外の温度差対策として重宝されます。
販売現場では羽織りものとして、季節の変わり目に特に需要が高まります。エアコン対策、紫外線対策、体型カバーなど、機能的な側面から訴求することが多く、幅広い年齢層に受け入れられやすい商品カテゴリーです。
バイヤーの視点では、羽織りは単価は低めですが回転率が高く、在庫リスクも比較的低い商材です。素材や丈感でバリエーションを持たせ、コーディネート提案と併せて展開することで、客単価アップにも貢献します。
羽織りの例文
- ( 1 ) シャツを羽織りとして使うスタイリングが、若い世代に人気です
- ( 2 ) 羽織りものコーナーを作ったら、ついで買いが増えて客単価が上がりました
- ( 3 ) 薄手の羽織りは、バッグに入れて持ち運べることをアピールポイントにしています
- ( 4 ) 羽織りの提案は、レイヤードスタイルの見本を多く作ることが重要です
- ( 5 ) UVカット機能付きの羽織りは、春夏の定番商品として欠かせません
- ( 6 ) 羽織りものは、たたみ方や収納方法も一緒に提案すると親切です
羽織りの会話例
カーディガンと羽織りの違いまとめ
カーディガンは編み物製の前開き上着という具体的な商品、羽織りは軽く着用できる上着全般を指す着用方法の概念です。
カーディガンは必ず羽織りですが、羽織りの全てがカーディガンではありません。販売現場では、商品特性を説明する際はカーディガン、着こなし提案では羽織りという使い分けが効果的です。
カーディガンと羽織りの読み方
- カーディガン(ひらがな):かーでぃがん
- カーディガン(ローマ字):ka-dhigann
- 羽織り(ひらがな):はおり
- 羽織り(ローマ字):haori