【ブレザー】と【テーラードジャケット】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説

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ブレザーとテーラードジャケットの分かりやすい違い
ブレザーは、金色や銀色の金属ボタンがついた紺色などの上着のことです。テーラードジャケットは、スーツの上着のようにきちんと仕立てられた上着全体のことです。
ブレザーは学校の制服でもよく使われ、カジュアルにも着られます。テーラードジャケットはビジネスシーンで活躍し、ブレザーもその一種です。つまり、ブレザーは特定のデザインの名前で、テーラードジャケットはもっと広い意味の言葉です。
ブレザーとは?
ブレザーとは、主に金属製のボタン(メタルボタン)を特徴とする、ややカジュアルなテーラードジャケットの一種です。元々は英国のケンブリッジ大学のボート部が着用した真紅のジャケットが起源とされ、紺色(ネイビーブレザー)が定番となっています。
アパレル業界では、ブレザーは学生服やプレッピースタイル、アイビールックの定番アイテムとして位置づけられます。金ボタン、エンブレム(紋章)付きポケット、パッチポケットなどが特徴的なディテールです。カジュアルフライデーなどにも対応できる汎用性があります。
商品展開では、トラッドブランドを中心に、春夏は軽量素材、秋冬はフランネルやツイード素材で展開されます。最近では、メタルボタンを共地ボタンに付け替え可能なデザインも人気で、着回しの幅を広げています。
ブレザーの例文
- ( 1 ) ネイビーブレザーは、ボトムスを選ばない万能アイテムとして提案しています
- ( 2 ) ブレザーの金ボタンは、アンティーク調のものが高級感を演出します
- ( 3 ) 今季のブレザーは、アンコン仕立て(芯地なし)で軽い着心地を実現しました
- ( 4 ) ダブルブレザーが、80年代リバイバルで若い世代にも人気です
- ( 5 ) ブレザーとチノパンの組み合わせは、アメリカントラッドの定番スタイルです
- ( 6 ) 学生向けブレザーは、成長に合わせたサイズ調整機能があると好評です
ブレザーの会話例
テーラードジャケットとは?
テーラードジャケットとは、紳士服の仕立て技術(テーラリング)を用いて作られた、構築的でフォーマルな印象の上着全般を指します。肩パッド、芯地、裏地などを使用し、立体的なシルエットを作り出すのが特徴です。
ビジネスシーンでは必須アイテムとして、スーツのジャケット単品使いから、ジャケパンスタイルまで幅広く活用されます。シングル、ダブル、スリーピースなどのデザインバリエーションがあり、ラペル(襟)の形状も多様です。
バイヤー視点では、テーラードジャケットは店舗の格を上げる重要商材です。価格帯は1万円から10万円以上まで幅広く、縫製や素材の品質が価格に直結します。フィッティングサービスやオーダー対応も売上向上の鍵となります。
テーラードジャケットの例文
- ( 1 ) このイタリア製テーラードジャケットは、ハンドステッチが随所に施されています
- ( 2 ) テーラードジャケットの良し悪しは、肩のラインで決まると言っても過言ではありません
- ( 3 ) アンコンストラクテッドのテーラードは、在宅ワークにも対応できて需要が増えています
- ( 4 ) テーラードジャケットは、袖丈の直しサービスがあると購入率が上がります
- ( 5 ) ウィメンズのテーラードは、ウエストシェイプの度合いがトレンドを左右します
- ( 6 ) 高級テーラードは、総毛芯仕立てにこだわることで差別化を図っています
テーラードジャケットの会話例
ブレザーとテーラードジャケットの違いまとめ
ブレザーは金属ボタンが特徴のカジュアル寄りジャケット、テーラードジャケットは仕立ての良い上着全般を指します。
ブレザーはテーラードジャケットの一種ですが、フォーマル度は低めです。ビジネスの正装ではテーラードジャケット、カジュアルな場面ではブレザーという使い分けが一般的です。
ブレザーとテーラードジャケットの読み方
- ブレザー(ひらがな):ぶれざー
- ブレザー(ローマ字):bureza-
- テーラードジャケット(ひらがな):てーらーどじゃけっと
- テーラードジャケット(ローマ字):te-ra-dojaketto