【シングルサインオン】と【統合認証】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説

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シングルサインオンと統合認証の分かりやすい違い

シングルサインオンと統合認証は、どちらも複数システムの認証に関わりますが、機能と範囲に違いがあります。シングルサインオン(SSO)は、一度の認証で複数のシステムやアプリケーションにアクセスできる仕組みで、ユーザーの利便性向上が主目的です。

一方、統合認証は、組織内の様々な認証システムを統一的に管理する包括的な概念で、ID管理やセキュリティポリシーの統一も含みます。

実務では、ユーザー視点の機能はシングルサインオン、システム全体の仕組みは統合認証として使い分けられます。

シングルサインオンとは?

シングルサインオン(Single Sign-On:SSO)とは、一度の認証(ログイン)で、複数の関連システムやアプリケーションにアクセスできるようにする認証連携の仕組みです。ユーザーは最初に一回だけID・パスワードを入力すれば、その後は再認証なしに様々なシステムを利用できます。SAML、OAuth、OpenID Connectなどの標準プロトコルを使用して実現されます。

SSOの最大のメリットは、ユーザーの利便性向上とパスワード管理の簡素化です。複数のパスワードを覚える必要がなくなり、ログイン時間も短縮されます。企業にとっては、パスワードリセット対応の削減、セキュリティの向上(強力な認証を一箇所で実施)、監査ログの一元化などの利点があります。Microsoft Azure AD、Okta、Google Workspaceなどが代表的なSSOソリューションです。

シングルサインオンという表現は、エンドユーザーに最も身近な認証技術として、SSO対応、SSO連携など、日常的なIT用語として定着しています。クラウドサービスの普及により、その重要性はさらに高まっています。

シングルサインオンの例文

  • ( 1 ) シングルサインオンの導入で、ログイン時間が80%短縮されました。
  • ( 2 ) 新しいクラウドサービスもシングルサインオンに対応させます。
  • ( 3 ) シングルサインオンにより、パスワード忘れの問い合わせが激減しました。
  • ( 4 ) 多要素認証とシングルサインオンを組み合わせ、セキュリティを強化しています。
  • ( 5 ) シングルサインオンの障害時の代替手段も準備しています。
  • ( 6 ) モバイルデバイスからもシングルサインオンが利用できるようになりました。

シングルサインオンの会話例

シングルサインオンって本当に安全ですか?
一箇所が破られると全てにアクセスされるリスクはありますが、強固な認証と組み合わせれば、個別管理より安全です。
シングルサインオンの導入は難しい?
最近のクラウドサービスは標準対応していることが多く、以前より導入しやすくなっています。
シングルサインオンが使えないシステムもある?
レガシーシステムなど、技術的に対応困難な場合もあります。代替策の検討が必要です。

統合認証とは?

統合認証とは、組織内の様々な認証システムや仕組みを統一的に管理・運用する包括的なアプローチです。単なるSSOの実現だけでなく、ID管理(IDM)、アクセス管理(AM)、ディレクトリサービス、認証ポリシーの統一、監査とコンプライアンスなど、認証に関わるあらゆる要素を含みます。Active Directory、LDAPなどのディレクトリサービスが中核となることが多いです。

統合認証の実現には、既存システムの認証方式の統一、ユーザーIDの一元管理、認証強度の標準化、ライフサイクル管理(入社・異動・退職)の自動化などが必要です。フェデレーション認証により、組織間での認証連携も可能になります。統合認証基盤(IAM:Identity and Access Management)として、戦略的に構築されることが一般的です。

統合認証という表現は、IT インフラやセキュリティアーキテクチャの文脈で使用される、より技術的で包括的な用語です。統合認証基盤、統合認証システムなど、組織全体の認証戦略を語る際に用いられます。

統合認証の例文

  • ( 1 ) 統合認証基盤の構築プロジェクトを開始しました。
  • ( 2 ) 統合認証により、ID管理の運用コストが50%削減されました。
  • ( 3 ) オンプレミスとクラウドの統合認証を実現しています。
  • ( 4 ) 統合認証システムの監査で、コンプライアンス要件をクリアしました。
  • ( 5 ) M&Aに伴う統合認証の移行を、計画通り完了しました。
  • ( 6 ) 統合認証のおかげで、セキュリティポリシーの一元管理が可能になりました。

統合認証の会話例

統合認証って誰が管理するの?
通常はIT部門が管理しますが、人事部門との連携も重要です。
統合認証の導入メリットは?
セキュリティ向上、運用効率化、コンプライアンス対応、ユーザー満足度向上など多岐にわたります。
統合認証とActive Directoryは同じ?
Active Directoryは統合認証を実現する代表的な製品の一つですが、同義ではありません。

シングルサインオンと統合認証の違いまとめ

シングルサインオンと統合認証は、機能と概念の違いがあります。シングルサインオンは一度のログインで複数利用という機能、統合認証は認証システム全体の統合管理という包括的概念です。実務では、ユーザー向けの説明ではシングルサインオンで便利になります、IT戦略の議論では統合認証基盤を構築するというように使い分けます。

多くの場合、統合認証の一機能としてシングルサインオンが実装されます。

効果的な認証管理には両方の視点が必要です。ユーザーにはシングルサインオンの利便性を提供しながら、バックエンドでは統合認証による堅牢な管理を実現することで、セキュリティと利便性を両立できます。

シングルサインオンと統合認証の読み方

  • シングルサインオン(ひらがな):しんぐるさいんおん
  • シングルサインオン(ローマ字):shinngurusainnonn
  • 統合認証(ひらがな):とうごうにんしょう
  • 統合認証(ローマ字):tougouninnshou
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