【全然】と【全く】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
全然と全くの分かりやすい違い
全然(ぜんぜん)はまったく〜ないという否定を強調する表現と、とてもという肯定の意味で使われる口語的な副詞です。例えば全然分からない、全然大丈夫などです。
一方、全く(まったく)は完全に、本当に、少しも〜ないという意味で、強い強調を表す副詞です。例えば全く同感です、全くその通りなどです。
簡単に言えば、全然は話し言葉で使う強調、全くは書き言葉でも使える強調という違いです。全然は日常的、全くは改まった表現です。
全然とは?
全然はまったく〜ないという否定の強調と、とても、すごくという肯定の強調の両方で使われる副詞です。元々は否定と共に使うのが正しいとされていましたが、現代では肯定的な意味でも広く使われています。特に若い世代では全然いい、全然平気のような肯定的な使い方が一般的になっています。
例えば全然わからない、全然違う、全然平気、全然美味しい、全然大丈夫のように使います。話し言葉として親しみやすく、友人同士の会話でよく使われます。ただし、ビジネスや公式な場面では、肯定的な使い方は避けた方が無難です。
全然という言葉の使い方は、日本語の変化を示す良い例です。言葉は時代とともに変化し、新しい使い方が定着することがあります。ただし、世代によって受け取り方が異なるため、相手や場面に応じて使い分けることが大切です。
全然の例文
- ( 1 ) 全然分からない。
- ( 2 ) 全然大丈夫だよ。
- ( 3 ) 全然問題ない。
- ( 4 ) 全然違うと思う。
- ( 5 ) 全然平気。
- ( 6 ) 全然美味しい!
全然の会話例
全くとは?
全くは完全に、まったく、少しも〜ない、本当にという意味を持つ副詞です。否定と肯定の両方で使えますが、全然よりも改まった印象を与えます。書き言葉でも話し言葉でも使える汎用性の高い表現で、強い同意や完全な否定を表す際に使われます。
例えば全く同感です、全くその通り、全く分からない、全く違う意見、全くもって正しいのように使います。ビジネスシーンや改まった場面でも使える表現で、相手の意見に強く同意する際や、完全に否定する際に効果的です。
全くは、物事を断定的に表現する際に便利な言葉です。全くを使うことで、自分の意見や感情を明確に伝えることができます。ただし、あまり頻繁に使うと、極端な印象を与えることもあるため、適度に使うことが大切です。
全くの例文
- ( 1 ) 全く同感です。
- ( 2 ) 全くその通りだ。
- ( 3 ) 全く理解できない。
- ( 4 ) 全くもって正しい。
- ( 5 ) 全く違う話だ。
- ( 6 ) 全く新しい発想。
全くの会話例
全然と全くの違いまとめ
全然と全くは、どちらも強調の副詞ですが、使用場面と印象が異なります。全然はカジュアル、全くはフォーマルな表現です。
全然は全然平気だよのように、友達との会話で使う親しみやすい表現です。一方、全くは全く同意見ですのように、ビジネスや改まった場面でも使える表現です。全然は話し言葉的、全くは書き言葉的という違いもあります。
使い分けのコツは、相手と場面を考えることです。友人との日常会話なら全然、ビジネスや目上の人との会話なら全くを使います。また、全然いいは若者言葉、全くもって素晴らしいは正式な表現という違いもあります。
全然と全くの読み方
- 全然(ひらがな):ぜんぜん
- 全然(ローマ字):zennzenn
- 全く(ひらがな):まったく
- 全く(ローマ字):mattaku