【つるつる】と【ぬるぬる】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説

つるつるとぬるぬるの分かりやすい違い
つるつるとぬるぬるは、どちらも滑る感触を表す擬態語ですが、印象が正反対です。つるつるは表面が滑らかで光沢があり、清潔で心地よい様子を表します。
一方、ぬるぬるは粘液やぬめりがあって滑り、不快で気持ち悪い様子を表します。日常生活では、つるつるの肌、ぬるぬるした階段など、心地よさか不快さかで使い分けることで、より正確に感触を表現できます。
つるつるとは?
つるつるは、表面が非常に滑らかで、光沢があり、摩擦が少ない様子を表す擬態語です。清潔感があり、触り心地が良い印象を与え、美しさや健康的なイメージと結びつきます。日常生活では、赤ちゃんの肌、美容後の肌、磨いた床、茹でたてのうどん、スケートリンク、つるつるの石などに使われます。
食べ物では喉越しの良さを表現することもあります。つるつるという表現は、日本人が好む滑らかな質感を表し、特に美容や健康の文脈でポジティブに使われます。
理想的な肌の状態を表す言葉として、広告でも頻繁に使用される表現です。
つるつるの例文
- ( 1 ) 赤ちゃんのつるつるの肌。
- ( 2 ) 温泉で肌がつるつるになった。
- ( 3 ) 床をつるつるに磨いた。
- ( 4 ) うどんがつるつると喉を通る。
- ( 5 ) スケートリンクがつるつるだ。
- ( 6 ) 頭がつるつるに剃られている。
つるつるの会話例
ぬるぬるとは?
ぬるぬるは、粘液や油分でぬめりがあり、滑りやすく不快な感触を表す擬態語です。掴みにくく、コントロールしづらい状態を表現し、多くの場合不快感や危険を伴います。日常生活では、魚のぬめり、排水口の汚れ、濡れた苔、なめくじ、油で汚れた手、石鹸を落とした時などに使われます。
清潔でない印象を与えることが多い表現です。ぬるぬるという表現は、触りたくない、早く洗い流したいという感覚を呼び起こし、注意や清掃が必要な状態を示します。
安全面でも滑って危険な状態を警告する言葉として重要です。
ぬるぬるの例文
- ( 1 ) 魚がぬるぬるして掴めない。
- ( 2 ) 階段がぬるぬるして危険だ。
- ( 3 ) 排水口がぬるぬるしている。
- ( 4 ) 手が油でぬるぬるする。
- ( 5 ) なめくじがぬるぬる這っている。
- ( 6 ) 石鹸でぬるぬる滑る。
ぬるぬるの会話例
つるつるとぬるぬるの違いまとめ
つるつるとぬるぬるは、滑る感触を表しますが、印象が正反対です。つるつるは清潔で心地よい滑らかさを、ぬるぬるは不快で危険なぬめりを表現します。
ポジティブかネガティブかで使い分けることで、より正確に感触と印象を伝えることができます。日常会話では、良い滑らかさはつるつる、不快なぬめりはぬるぬるを使うなど、感触の質に合わせて選ぶことで、適切な表現ができます。
つるつるとぬるぬるの読み方
- つるつる(ひらがな):つるつる
- つるつる(ローマ字):tsurutsuru
- ぬるぬる(ひらがな):ぬるぬる
- ぬるぬる(ローマ字):nurunuru