【つるつる】と【すべすべ】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説

つるつるとすべすべの分かりやすい違い
つるつるは、表面に凹凸がなく光沢があって、触ると滑るような完全に滑らかな状態を表す言葉です。すべすべは、きめが細かくて、触ると心地よい滑らかさを感じる状態を表します。
つるつるは滑りやすさを強調し、すべすべは触り心地の良さを強調するという違いがあります。例えば、氷はつるつる、赤ちゃんの肌はすべすべと表現することが多いです。
どちらも滑らかさを表す言葉ですが、つるつるは物理的な滑りやすさ、すべすべは感触の心地よさに重点を置いた表現といえます。
つるつるとは?
つるつるとは、表面が完全に滑らかで光沢があり、摩擦が極めて少ない状態を表す擬態語です。氷、ガラス、陶器、麺類、よく磨かれた床など、触ると指が滑るような質感を指します。また、髪の毛がさらさらで絡まない状態や、喉越しの良い食べ物を表現する際にも使われます。視覚的にも光を反射してつやつやと光る様子を含むことが多いです。
日常生活では、つるつるは様々な場面で使われます。つるつるした麺はコシがあって喉越しが良いうどんやそばを指し、髪がつるつるは健康的でまとまりの良い髪を表します。一方で、床がつるつるで危ないのように、滑りやすさが危険につながる場合もあり、必ずしも良い意味だけではありません。
つるつる感を作り出すには、研磨や特殊なコーティングが必要です。フライパンのテフロン加工、車のワックスがけ、フローリングのワックス塗布など、人工的につるつるした表面を作ることで、手入れのしやすさや美観を保つことができます。ただし、過度なつるつるは滑って危険なため、適度な摩擦も必要です。
つるつるの例文
- ( 1 ) お風呂場の床がつるつるで、滑らないよう注意が必要です。
- ( 2 ) 新品の陶器は、つるつるして手から滑り落ちそうです。
- ( 3 ) うどんがつるつるで、あっという間に完食してしまいました。
- ( 4 ) 髪の毛がつるつるになるトリートメントを見つけました。
- ( 5 ) 氷の上がつるつるで、スケート靴でも滑りやすいです。
- ( 6 ) このボウルの内側がつるつるで、生地が混ぜやすいです。
つるつるの会話例
すべすべとは?
すべすべとは、きめが細かく、触ると心地よい滑らかさを感じる理想的な肌触りを表す擬態語です。赤ちゃんの肌、絹織物、上質な紙、手入れの行き届いた肌など、細かい凹凸がなく、しっとりとした滑らかさを持つ質感を指します。つるつると違い、適度な摩擦があり、触れたときの感触の良さが特徴です。美容の分野では、すべすべは理想的な肌の状態を表す重要な表現です。
すべすべ肌は、毛穴が目立たず、きめが整い、適度な潤いがある健康的な肌を指します。スキンケア商品の広告でも頻繁に使われ、多くの人が目指す肌の状態として認識されています。定期的な保湿、角質ケア、紫外線対策などにより、すべすべ肌を保つことができます。すべすべという表現は、視覚よりも触覚に訴える言葉です。
実際に触れてみて初めてその良さが分かることが多く、見た目は普通だけど、触るとすべすべということもあります。布団のシーツ、タオル、衣類など、肌に直接触れるものに対して使われることが多く、快適さや上質さを表現する際の重要な指標となっています。
すべすべの例文
- ( 1 ) 赤ちゃんの肌がすべすべで、ずっと触っていたくなります。
- ( 2 ) この化粧水を使ったら、肌がすべすべになりました。
- ( 3 ) 新しいパジャマの生地がすべすべで、着心地が最高です。
- ( 4 ) 温泉に入った後は、肌がすべすべになります。
- ( 5 ) すべすべのシーツで寝ると、睡眠の質が上がる気がします。
- ( 6 ) 猫の毛並みがすべすべで、撫でていて気持ちいいです。
すべすべの会話例
つるつるとすべすべの違いまとめ
つるつるとすべすべは、どちらも滑らかさを表しますが、質感の性質と印象が異なります。つるつるは光沢のある完全な滑らかさ、すべすべはきめ細やかで心地よい滑らかさを表現します。使い分けのポイントは、滑りやすさと触り心地です。
指が滑ってしまうほど摩擦が少ないのがつるつる、触って気持ちいいのがすべすべです。また、つるつるは硬い素材に多く、すべすべは柔らかい素材に多い傾向があります。
日常生活では、安全性と快適性の観点から使い分けることが大切です。床は適度に滑らないように、肌は触り心地良くすべすべに、というように、場面に応じた理想的な状態があることを理解しましょう。
つるつるとすべすべの読み方
- つるつる(ひらがな):つるつる
- つるつる(ローマ字):tsurutsuru
- すべすべ(ひらがな):すべすべ
- すべすべ(ローマ字):subesube