【顔見知り】と【顔馴染み】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説

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顔見知りと顔馴染みの分かりやすい違い

顔見知りは、顔を見れば誰だか分かる程度の関係の人のことです。駅でよく見かける顔見知りのように、名前は知らなくても顔は覚えている、挨拶をする程度の浅い関係を指します。

顔馴染みは、何度も会って親しくなった人のことです。あの店の顔馴染みの店員さんのように、頻繁に接触があり、会話も交わす親近感のある関係を指します。

顔見知りは浅い関係、顔馴染みは親しい関係という違いがあります。

顔見知りとは?

顔見知りとは、顔を見れば誰だか分かる程度の、比較的浅い人間関係を指す言葉です。名前までは知らないことも多く、挨拶を交わす程度の関係であることが一般的です。通勤電車でよく見かける人、近所で会う人など、日常生活で顔を合わせる機会がある人を指します。

知りという言葉が示すように、相手を認識している段階であり、親密さはそれほどありません。会釈をしたり、軽い挨拶を交わしたりする程度の関係で、プライベートな話をすることは少ないです。都市部では特に、このような顔見知りの関係が多く存在します。

顔見知りから、より親しい関係に発展することもあれば、ずっと顔見知りのままの関係が続くこともあります。社会生活を円滑にする、ゆるやかなつながりといえるでしょう。

顔見知りの例文

  • ( 1 ) 彼とは顔見知り程度の関係です。
  • ( 2 ) 毎朝同じ電車に乗る顔見知りがいます。
  • ( 3 ) 顔見知りの人に道で挨拶されました。
  • ( 4 ) 近所に顔見知りが増えてきました。
  • ( 5 ) 顔見知り程度なので、名前は知りません。
  • ( 6 ) 公園でよく会う顔見知りの親子がいます。

顔見知りの会話例

あの人、どこかで見た顔見知りだよね?
うん、いつも朝の電車で一緒になる人だ。
顔見知りの人に名前を聞かれたんだけど。
そろそろ自己紹介してもいい頃かもね。
顔見知りから友達になることってある?
きっかけがあれば、十分あり得るよ。

顔馴染みとは?

顔馴染みとは、何度も顔を合わせて親しくなった人のことを指します。馴染みは慣れ親しむという意味で、単に顔を知っているだけでなく、ある程度の親近感や信頼関係がある状態を表します。常連客と店員、近所の親しい人など、定期的な交流がある関係です。

顔馴染みになると、お互いの名前を知っていることが多く、世間話や近況報告など、より深い会話を交わすようになります。いつものという言葉が通じる関係で、相手の好みや習慣もある程度把握していることが特徴です。

地域のコミュニティや行きつけの店など、特定の場所で形成されることが多く、生活に潤いや安心感をもたらす存在です。顔馴染みの関係は、社会的なつながりを感じさせ、孤独感を和らげる効果もあります。

顔馴染みの例文

  • ( 1 ) あの喫茶店のマスターとは顔馴染みです。
  • ( 2 ) 顔馴染みの店員さんがいつも声をかけてくれます。
  • ( 3 ) この界隈では顔馴染みになりました。
  • ( 4 ) 顔馴染みのお客様には特別サービスがあります。
  • ( 5 ) 長年通っているので、スタッフとは顔馴染みです。
  • ( 6 ) 顔馴染みの人たちと世間話を楽しみました。

顔馴染みの会話例

このお店、顔馴染みになったから居心地いいね。
店員さんも覚えてくれて、いつものって言えば通じるし。
顔馴染みの美容師さんに切ってもらうと安心。
好みを分かってくれているから、お任せできるよね。
近所に顔馴染みが多いと心強いよ。
困った時に助け合えるし、防犯にもなるしね。

顔見知りと顔馴染みの違いまとめ

顔見知りは顔を知っている程度の浅い関係で、挨拶をする程度の間柄です。名前を知らないことも多く、親密さはありません。顔馴染みは何度も会って親しくなった深い関係で、名前も知っており、会話も弾む間柄です。

お互いの好みや習慣も把握している親近感のある関係です。

簡単に言えば、顔見知りは顔だけ知ってる人、顔馴染みはよく知ってる親しい人という違いで、親密度に大きな差があります。

顔見知りと顔馴染みの読み方

  • 顔見知り(ひらがな):かおみしり
  • 顔見知り(ローマ字):kaomishiri
  • 顔馴染み(ひらがな):かおなじみ
  • 顔馴染み(ローマ字):kaonajimi
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