【カットソー】と【Tシャツ】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説

カットソーとTシャツの分かりやすい違い
カットソーは、編んだ生地を切って縫った服全体のことです。Tシャツは、上から見るとT字の形をした半袖の服のことです。
つまり、Tシャツはカットソーの一種です。カットソーには、Tシャツのほかにも、タンクトップや長袖Tシャツなども含まれます。お店ではカットソー売り場と書いてあるところに、いろいろな形の編み物の服が並んでいます。
カットソーとは?
カットソーとはcut and sewn(カット・アンド・ソーン)の略で、ニット生地を裁断して縫製した製品の総称です。Tシャツ、タンクトップ、長袖カットソー、ポロシャツなど、編み物生地を使用した幅広いアイテムが含まれます。
アパレル業界では、カットソーは利益率が高く、在庫回転も速い主力商品として重要な位置を占めます。素材は綿、ポリエステル、レーヨンなどの編み地で、伸縮性があるため着心地が良いのが特徴です。生産コストも比較的低く抑えられます。
商品企画では、カットソーは基本アイテムとして年間を通じて需要があり、シーズンごとに素材の厚さや機能性を変えて展開します。プリントや刺繍などの加工により、付加価値を高めることも可能です。
カットソーの例文
- ( 1 ) 今季のカットソーは、レイヤード前提のデザインが売れ筋です
- ( 2 ) カットソーの展開は、ベーシックとトレンドを7:3の比率で構成しています
- ( 3 ) リブカットソーは体のラインを拾うので、サイズ展開を細かくしました
- ( 4 ) カットソーの粗利率は65%を確保できているので、セール時も利益が出ます
- ( 5 ) バイヤーとして、カットソーは必ず複数の価格帯を用意するようにしています
- ( 6 ) オーガニックコットンのカットソーは、環境意識の高い顧客に訴求できます
カットソーの会話例
Tシャツとは?
Tシャツとは、T字型のシルエットを持つ半袖の編み物製品で、カットソーの代表的なアイテムです。もともとは下着として開発されましたが、現在ではファッションアイテムとして定着しています。首回りの形状により、クルーネック、Vネック、Uネックなどに分類されます。
ファッションビジネスにおいて、Tシャツは最も基本的で需要の高い商品の一つです。価格帯は1,000円から1万円以上まで幅広く、プリントデザインやブランドロゴによって差別化を図ります。特に夏場は売上の主力商品となります。
バイヤーの観点では、Tシャツは定番色(白、黒、グレー、ネイビー)を基本に、シーズンカラーやグラフィックTシャツでバリエーションを持たせます。品質面では、生地の厚さ(オンス)や糸の撚り方が重要な選定基準となります。
Tシャツの例文
- ( 1 ) このヘビーウェイトTシャツは、1枚でも透けない厚さが特徴です
- ( 2 ) グラフィックTシャツの企画では、アーティストコラボが効果的です
- ( 3 ) Tシャツのネックラインは、開きすぎず詰まりすぎずのバランスが重要です
- ( 4 ) ポケットTシャツは、アメカジトレンドの影響で需要が増加しています
- ( 5 ) 高級Tシャツは、スーピマコットンや海島綿など素材で差別化します
- ( 6 ) Tシャツの在庫は、サイズ別ではMとLを厚く持つのが基本です
Tシャツの会話例
カットソーとTシャツの違いまとめ
カットソーは編み物製品全般を指す広い概念で、Tシャツはその中の特定の形状を持つアイテムです。
すべてのTシャツはカットソーですが、すべてのカットソーがTシャツではありません。業界では、長袖や装飾的なデザインのものをカットソー、半袖でシンプルなものをTシャツと呼び分けることが多いです。
カットソーとTシャツの読み方
- カットソー(ひらがな):かっとそー
- カットソー(ローマ字):kattoso-
- Tシャツ(ひらがな):てぃーしゃつ
- Tシャツ(ローマ字):thi-shatsu