【資する】と【供する】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
資すると供するの分かりやすい違い
資すると供するは、どちらも堅い文語的表現ですが、意味が違います。資するは、何かの役に立つ、貢献する、助けになるという意味で、結果や効果を重視します。
一方、供するは何かを提供する、差し出す、用意するという意味で、提供する行為そのものを表します。資するは「役立つ」、供するは「提供する」という違いがあります。
例えば、発展に資する、食事を供するという使い方をします。どちらも公式文書や改まった場面で使われる表現です。
資するとは?
資するとは、何かの役に立つ、貢献する、助けになるという意味の文語的表現です。「資」は元手や材料という意味から、何かを成し遂げるための助けになることを表します。
「国の発展に資する」「教育に資する」「健康増進に資する」など、主に公的な文書や政策文書で使われます。日常会話ではほとんど使われませんが、格調高い文章では重要な表現です。
「〜に資する」という形で使い、その行為や事柄が良い結果をもたらすことを表現します。貢献や寄与と同じような意味ですが、より文語的で堅い印象を与えます。
資するの例文
- ( 1 ) この研究は医学の発展に資するものだ。
- ( 2 ) 平和に資する活動を続けている。
- ( 3 ) 国民の健康増進に資する政策です。
- ( 4 ) 教育の向上に資することを目的とする。
- ( 5 ) 地域の活性化に資する事業だ。
- ( 6 ) この制度は福祉の充実に資する。
資するの会話例
供するとは?
供するとは、何かを提供する、差し出す、用意して出すという意味の文語的表現です。「供」は供え物という意味から、相手のために何かを用意して提供することを表します。
「食事を供する」「情報を供する」「便宜を供する」など、サービスや物を提供する場面で使われます。接待や公式な場での表現として使われることが多いです。
日常会話では「提供する」「出す」と言うことが多く、供するは改まった文書や格式のある場面で使われます。おもてなしの精神を表す、日本的な表現でもあります。
供するの例文
- ( 1 ) 来賓に食事を供する。
- ( 2 ) 情報を供することができます。
- ( 3 ) 宿泊施設を供する予定です。
- ( 4 ) 参考資料を供します。
- ( 5 ) 便宜を供することが可能です。
- ( 6 ) お茶を供してもてなした。
供するの会話例
資すると供するの違いまとめ
資すると供するの最大の違いは、貢献と提供の違いです。資するは結果として役立つこと、供するは何かを差し出す行為を表します。
また、資するは抽象的な貢献や効果を表すことが多く、供するは具体的な物やサービスの提供を表すことが多いです。どちらも文語的表現で、日常会話ではあまり使いません。
使い分けとしては、「役に立つ」意味なら資する、「提供する」意味なら供するを使います。公式文書では適切に使い分けることが求められます。
資すると供するの読み方
- 資する(ひらがな):しする
- 資する(ローマ字):shisuru
- 供する(ひらがな):きょうする
- 供する(ローマ字):kyousuru