【話す】と【語る】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
話すと語るの分かりやすい違い
話す(はなす)は言葉で伝える、会話するという意味で、日常的なコミュニケーション全般を表します。例えば友達と話す、電話で話す、用件を話すなどです。
一方、語る(かたる)は詳しく述べる、物語るという意味で、ある程度まとまった内容をじっくりと伝えることを表します。例えば体験を語る、夢を語る、歴史を語るなどです。
簡単に言えば、話すは普通の会話、語るはじっくり伝えるという違いです。語るの方が内容が深く、時間もかかるイメージです。
話すとは?
話すは言葉を使って伝える、会話をする、口に出して言うという意味を持つ、最も基本的な言語活動を表す動詞です。日常的なコミュニケーション、情報伝達、相談、雑談など、あらゆる口頭でのやり取りに使われる汎用性の高い言葉です。
例えば母と電話で話す、会議で意見を話す、英語を話す、内緒話をするのように使います。話すは双方向のコミュニケーションも、一方的な発言も含みます。相手や状況に応じて、カジュアルにもフォーマルにも使える便利な表現です。
話すことは人間関係を築く基本的な手段です。話せば分かるという言葉があるように、話すことで誤解を解いたり、理解を深めたりすることができます。現代ではメールやSNSも普及していますが、直接話すことの重要性は変わりません。
話すの例文
- ( 1 ) 友達と楽しく話した。
- ( 2 ) 大事なことを話さなければ。
- ( 3 ) 日本語を話せますか?
- ( 4 ) もっとゆっくり話してください。
- ( 5 ) 電話で話しましょう。
- ( 6 ) 何について話したいの?
話すの会話例
語るとは?
語るは詳しく述べる、物語る、じっくりと話すという意味を持つ動詞です。単なる情報伝達ではなく、ある程度まとまった内容を、感情や思いを込めて伝える時に使われます。聞き手に深い印象を与えたい時や、重要な内容を伝える時に適した表現です。
例えば戦争体験を語る、将来の夢を語る、人生を語る、真実を語るのように使います。語るには物語という言葉が含まれるように、ストーリー性があり、聞き手を引き込む要素があります。また、語り継ぐ、語り部など、伝承の意味も含みます。
語ることには特別な重みがあり、話し手の経験、思想、感情が込められます。雄弁は銀、沈黙は金という言葉もありますが、本当に大切なことを語る時は、言葉を選び、相手の心に届くように伝えることが重要です。
語るの例文
- ( 1 ) 祖父が戦争体験を語ってくれた。
- ( 2 ) 夢を熱く語る若者。
- ( 3 ) 真実を語る勇気が必要だ。
- ( 4 ) 人生について語り合った。
- ( 5 ) 歴史が全てを語っている。
- ( 6 ) 彼女は涙ながらに語った。
語るの会話例
話すと語るの違いまとめ
話すと語るは、どちらも言葉で伝えることを表しますが、伝え方の深さと目的が異なります。話すは日常的な会話を、語るは深い内容の叙述を表します。
話すは昨日のことを話すのように、気軽な会話や情報交換に使います。一方、語るは人生の教訓を語るのように、じっくりと深い内容を伝える時に使います。話すは会話的、語るは独白的な要素が強いという違いもあります。
使い分けのコツは、内容の重さと伝え方を考えることです。日常会話や簡単な報告なら話す、体験談や思い出、理想などをじっくり伝えるなら語るを使います。友達と話すと友達に語るでは、後者の方が深い内容を伝えるニュアンスになります。
話すと語るの読み方
- 話す(ひらがな):はなす
- 話す(ローマ字):hanasu
- 語る(ひらがな):かたる
- 語る(ローマ字):kataru