【だぶだぶ】と【ぶかぶか】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説

だぶだぶとぶかぶかの分かりやすい違い
だぶだぶとぶかぶかは、どちらも大きすぎる様子を表す擬態語ですが、対象と状態が異なります。だぶだぶは服の生地が余って垂れ下がったり、液体が容器に余るほど入っている様子を表します。
一方、ぶかぶかは服や靴のサイズが大きすぎて、体にフィットしない様子を表し、隙間がある状態を示します。日常生活では、服がだぶだぶしている、靴がぶかぶかするなど、余分な量かサイズの問題かで使い分けることで、より正確に状態を表現できます。
だぶだぶとは?
だぶだぶは、服の生地が余って垂れ下がったり、液体が容器に余るほど入っている様子を表す擬態語です。必要以上に多い、余分な状態を表現し、見た目にもたるんでいる印象を与えます。日常生活では、大きすぎるTシャツ、ゆったりしたズボン、水が多すぎるお粥、たっぷり入った液体などに使われます。
ファッションでは意図的にだぶだぶのスタイルを選ぶこともあります。
だぶだぶという表現は、余裕がありすぎる状態を音で表現し、視覚的にイメージしやすい言葉です。必ずしも否定的ではなく、ゆったりとした着心地を好む人には良い意味でも使われます。
だぶだぶの例文
- ( 1 ) このTシャツ、だぶだぶで着心地がいい。
- ( 2 ) ズボンがだぶだぶで歩きにくい。
- ( 3 ) 水をだぶだぶに入れすぎた。
- ( 4 ) だぶだぶの服でリラックスしている。
- ( 5 ) 生地がだぶだぶに余っている。
- ( 6 ) お粥がだぶだぶで飲み物みたいだ。
だぶだぶの会話例
ぶかぶかとは?
ぶかぶかは、服や靴などのサイズが大きすぎて、体との間に隙間ができてゆるい様子を表す擬態語です。フィット感がなく、歩きにくかったり動きにくかったりする状態を表現します。
日常生活では、大きすぎる靴、成長期の子供に買った大きめの制服、痩せて合わなくなった服、借り物の大きい服などに使われます。実用面で不便を感じる状態を表すことが多いです。
ぶかぶかという表現は、サイズの不適合を的確に表現し、新しいサイズが必要なことを示唆します。子供の成長や体型変化を実感する時によく使われる、生活に密着した表現です。
ぶかぶかの例文
- ( 1 ) 靴がぶかぶかで脱げそうだ。
- ( 2 ) 制服がぶかぶかで大きすぎる。
- ( 3 ) 痩せてズボンがぶかぶかになった。
- ( 4 ) お父さんの服を着たらぶかぶかだった。
- ( 5 ) 手袋がぶかぶかで作業しにくい。
- ( 6 ) ブーツがぶかぶかで歩きにくい。
ぶかぶかの会話例
だぶだぶとぶかぶかの違いまとめ
だぶだぶとぶかぶかは、大きすぎる様子を表しますが、焦点が異なります。だぶだぶは生地や液体の余分な量を、ぶかぶかはサイズの不適合による隙間を表現します。
何が問題なのかで使い分けることで、より具体的に状態を伝えることができます。日常会話では、生地が余る時はだぶだぶ、サイズが合わない時はぶかぶかを使うなど、問題の種類に応じて選ぶことで、適切な表現ができます。
だぶだぶとぶかぶかの読み方
- だぶだぶ(ひらがな):だぶだぶ
- だぶだぶ(ローマ字):dabudabu
- ぶかぶか(ひらがな):ぶかぶか
- ぶかぶか(ローマ字):bukabuka