【きょろきょろ】と【うろうろ】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説

きょろきょろとうろうろの分かりやすい違い
きょろきょろとうろうろは、どちらも落ち着かない動きを表す擬態語ですが、動く部分が異なります。きょろきょろは目や首を左右に動かして周りを見回す様子を表し、何かを探している印象を与えます。
一方、うろうろは目的なく歩き回る様子を表し、迷っている印象を与えます。日常生活では、人を探してきょろきょろ見回す、道に迷ってうろうろするなど、視線か体全体かで使い分けることで、より正確に動きを表現できます。
きょろきょろとは?
きょろきょろは、目や首を左右に動かして、落ち着きなく周りを見回す様子を表す擬態語です。何かを探したり、不安で周囲を確認したりする時の特徴的な動きを表現します。日常生活では、初めての場所で道を探す時、待ち合わせで人を探す時、不安で周りを確認する時、興味深そうに見回す時などに使われます。
視線の動きに焦点を当てた表現です。きょろきょろという表現は、不安や好奇心から来る自然な反応を表し、誰もが経験する行動を的確に表現します。
子供っぽさや落ち着きのなさを感じさせることもある、親しみやすい言葉です。
きょろきょろの例文
- ( 1 ) きょろきょろと辺りを見回した。
- ( 2 ) 待ち合わせ場所できょろきょろ探す。
- ( 3 ) 初めての場所できょろきょろした。
- ( 4 ) 不安できょろきょろ周りを確認する。
- ( 5 ) 子供が興味深そうにきょろきょろ見ている。
- ( 6 ) きょろきょろして落ち着きがない。
きょろきょろの会話例
うろうろとは?
うろうろは、目的なく同じ場所を行ったり来たりして歩き回る様子を表す擬態語です。迷っていたり、時間を持て余していたりする時の、落ち着かない動きを表現します。日常生活では、道に迷った時、待ち時間を潰す時、考え事をしながら歩く時、行き場がない時、不審な動きをする時などに使われます。
体全体の動きに焦点を当てた表現です。うろうろという表現は、目的のない動きを表し、見ている人に不安や違和感を与えることもあります。
うろうろするなと注意されることもある、場合によっては否定的に捉えられる行動を表す言葉です。
うろうろの例文
- ( 1 ) 駅の構内をうろうろしている。
- ( 2 ) 時間つぶしにうろうろ歩き回る。
- ( 3 ) 迷子になってうろうろした。
- ( 4 ) 考え事をしながらうろうろする。
- ( 5 ) 不審者がうろうろしている。
- ( 6 ) 目的もなくうろうろしていた。
うろうろの会話例
きょろきょろとうろうろの違いまとめ
きょろきょろとうろうろは、落ち着かない動きを表しますが、部位が異なります。きょろきょろは目や首の動きで周りを見回す様子を、うろうろは体全体で歩き回る様子を表現します。
視線の動きか体の動きかで使い分けることで、より具体的に行動を伝えることができます。日常会話では、探している時はきょろきょろ、迷っている時はうろうろを使うなど、動きの種類に合わせて選ぶことで、的確な表現ができます。
きょろきょろとうろうろの読み方
- きょろきょろ(ひらがな):きょろきょろ
- きょろきょろ(ローマ字):kyorokyoro
- うろうろ(ひらがな):うろうろ
- うろうろ(ローマ字):urouro