【定める】と【掲げる】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
定めると掲げるの分かりやすい違い
定める(さだめる)は決定する、確定する、ルールを作るという意味で、何かを正式に決めることを表します。例えば規則を定める、日程を定めるなどです。
一方、掲げる(かかげる)は高く示す、目標として提示する、公に宣言するという意味で、理念や目標を人々に示すことを表します。例えば理想を掲げる、スローガンを掲げるなどです。
簡単に言えば、定めるは決めること、掲げるは示すことという違いです。定めるは決定行為、掲げるは表明行為です。
定めるとは?
定めるは正式に決定する、確定させる、規則や基準を作るという意味を持つ動詞です。会議や協議を経て、ルール、方針、日程などを公式に決定する行為を表します。一度定めたものは、簡単には変更されない性質があり、組織や社会の秩序を保つ基盤となります。
例えば会社の規則を定める、締切日を定める、基準を定める、法律で定める、目標を定めるのように使います。定めるという行為には責任が伴い、慎重な検討が必要です。個人的な決定から国の法律まで、様々なレベルで使われる重要な言葉です。
定めることは、物事を明確にし、混乱を防ぐために不可欠です。曖昧さを排除し、全員が同じ理解を持てるようにする効果があります。ただし、一度定めたものに縛られすぎると、柔軟性を失う可能性もあるため、必要に応じて見直すことも大切です。
定めるの例文
- ( 1 ) 会議で方針を定める。
- ( 2 ) 締切日を明日に定めた。
- ( 3 ) 新しい規則を定める必要がある。
- ( 4 ) 法律で定められている。
- ( 5 ) 基準を厳格に定める。
- ( 6 ) 目標数値を定める。
定めるの会話例
掲げるとは?
掲げるは高く上げて示す、理念や目標を公表する、旗印として示すという意味を持つ動詞です。物理的に何かを高く持ち上げることから、抽象的な理念や目標を人々に向けて宣言・表明することまで幅広く使われます。外部に向けてアピールする要素が強い言葉です。
例えば理想を掲げる、スローガンを掲げる、旗を掲げる、公約を掲げる、ビジョンを掲げるのように使います。掲げるという行為は、単に決めるだけでなく、それを積極的に外部に示し、賛同や支持を得ようとする意図が含まれています。リーダーシップと密接に関わる行為です。
掲げることは、方向性を示し、人々を鼓舞する効果があります。企業の経営理念、政治家の公約、団体の活動方針など、多くの場面で掲げられた理念が人々の行動指針となります。ただし、掲げたものと実際の行動が一致しないと信頼を失うため、実現への努力が不可欠です。
掲げるの例文
- ( 1 ) 高い理想を掲げる。
- ( 2 ) 顧客第一を掲げる企業。
- ( 3 ) 新しいスローガンを掲げた。
- ( 4 ) 改革の旗を掲げる。
- ( 5 ) 明確なビジョンを掲げる。
- ( 6 ) 公約を掲げて選挙に臨む。
掲げるの会話例
定めると掲げるの違いまとめ
定めると掲げるは、どちらも目標や方針に関わりますが、その性質が異なります。定めるは内部的な決定、掲げるは外部への表明を重視します。
定めるは社内規則を定めるのように、正式に決定して確定させることです。一方、掲げるは企業理念を掲げるのように、理想や目標を高く示して公表することです。定めるは決定プロセス、掲げるは公表プロセスに焦点があります。
使い分けのコツは、行為の目的を考えることです。ルールや基準を決めるなら定める、理念や目標を示すなら掲げるを使います。方針を定めるは決定すること、方針を掲げるは公表することを強調します。
定めると掲げるの読み方
- 定める(ひらがな):さだめる
- 定める(ローマ字):sadameru
- 掲げる(ひらがな):かかげる
- 掲げる(ローマ字):kakageru