【希求】と【希望】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
希求と希望の分かりやすい違い
希求と希望は、どちらも望むことですが、強さと使用場面が違います。
希求は切実に求める、追い求めるという強い願望を表す硬い表現です。希望は願いや望みを持つという一般的な表現で、日常的に使われます。
平和を希求する、希望の職種に就くというように、格調と親しみやすさで使い分けます。
希求とは?
希求(ききゅう)とは、強く求める、切実に追い求めることを表す文語的な表現です。希は望む、求は求めるという意味で、単なる願望を超えた強い欲求や追求を表します。平和の希求、真理の希求、自由の希求など、崇高な理想や価値を追い求める際に使われることが多い、格調の高い言葉です。
希求は、哲学的、文学的、学術的な文脈でよく使われます。人間の根源的な欲求や、社会の理想を表現する際に効果的です。ただ望むだけでなく、そのために努力し、追求し続ける姿勢を含んでいます。宗教的な文脈では、救済の希求、悟りの希求などの表現もあります。
日常会話ではあまり使われず、演説、論文、詩歌などで見かけることが多いです。使用すると文章に重みと深みが生まれますが、場面を選ばないと大げさに聞こえることもあります。若い世代にはなじみが薄い言葉かもしれません。
希求の例文
- ( 1 ) 人類は古来より、平和を希求し続けてきました。
- ( 2 ) 真理を希求する姿勢が、科学の発展をもたらした。
- ( 3 ) 芸術家は美を希求して、創作活動を続けている。
- ( 4 ) 自由と平等を希求する運動が、世界中で起きています。
- ( 5 ) 彼の作品には、理想社会への希求が込められている。
- ( 6 ) 宗教は、人々の救済への希求から生まれた。
希求の会話例
希望とは?
希望(きぼう)とは、望ましいことの実現を願う気持ちや、将来への明るい見通しを表す一般的な言葉です。希は望む、望も望むという意味で、ポジティブな願いや期待を表現します。希望を持つ、希望が叶う、希望の光など、日常的に幅広く使われる親しみやすい表現です。
希望は、個人的な願いから社会的な理想まで、様々なレベルで使われます。進学希望、就職希望のような具体的なものから、世界平和への希望のような抽象的なものまで表現できます。心理学では、希望は精神的健康に重要な要素とされ、困難な状況でも前向きに生きる力の源となります。
希望の星、一縷の希望、希望に満ちるなど、慣用句も豊富です。また、希望退職、希望小売価格のように、ビジネス用語としても定着しています。誰もが理解しやすく、使いやすい言葉として、あらゆる場面で活用されています。
希望の例文
- ( 1 ) 来年は希望の大学に合格したいです。
- ( 2 ) 希望を捨てずに、最後まで頑張ります。
- ( 3 ) 第一希望の会社から内定をもらいました。
- ( 4 ) どんな困難でも、希望があれば乗り越えられる。
- ( 5 ) 希望に満ちた新生活が始まります。
- ( 6 ) みんなの希望を聞いて、計画を立てましょう。
希望の会話例
希求と希望の違いまとめ
希求と希望の主な違いは、願望の強度と文体の格調です。希求は切実に追い求める強い欲求を表し、文語的で格調高い表現です。希望は一般的な願いや望みを表し、日常的で親しみやすい表現です。
使用頻度も大きく異なり、希望は日常会話からビジネスまで幅広く使われますが、希求は特別な場面でしか使われません。平和を希求するは崇高な理想の追求、平和を希望するは一般的な願いという印象の違いがあります。
現代では、ほとんどの場面で希望を使えば十分です。希求は、演説や論文など、特に格調を高めたい場合に限定的に使うのが適切です。相手や状況を考えて、伝わりやすい方を選ぶことが大切です。
希求と希望の読み方
- 希求(ひらがな):ききゅう
- 希求(ローマ字):kikyuu
- 希望(ひらがな):きぼう
- 希望(ローマ字):kibou