【壁】と【塀】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説

壁と塀の分かりやすい違い
壁と塀は、どちらも仕切る構造物ですが、設置場所と役割が異なります。
壁は建物の内外の仕切り、塀は敷地境界の囲いです。部屋の壁を塗り替え、庭の塀を修理するという使い分けをします。
壁とは?
壁とは、建物の内部や外部を仕切る垂直な構造物です。部屋と部屋を区切る内壁、建物の外側を覆う外壁があり、建物の構造の一部として重要な役割を果たします。
素材は木材、コンクリート、石膏ボードなど様々です。壁を塗る、壁に穴を開ける、壁紙を貼るなど、建物の一部としての構造物を表現します。インテリアや建築の文脈でよく使われます。
部屋の模様替え、防音対策、断熱工事など、建物の内外で垂直に立つ仕切りに関する場面で使われる日常的な言葉です。
壁の例文
- ( 1 ) 部屋の壁を白く塗り替えた。
- ( 2 ) 壁に絵を飾って部屋を明るくした。
- ( 3 ) 隣の部屋の音が壁を通して聞こえる。
- ( 4 ) 壁にひびが入ったので修理が必要だ。
- ( 5 ) 断熱材を壁に入れて省エネ対策をした。
- ( 6 ) 壁紙を張り替えて気分を一新した。
壁の会話例
部屋が暗いね
壁の色を明るくしようか
隣の声が聞こえる
壁が薄いからかな
どこに飾る?
この壁に掛けよう
塀とは?
塀とは、家や敷地の周囲に立てる囲いのことです。外部からの侵入を防いだり、プライバシーを守ったりする目的で設置されます。ブロック塀、生け垣、板塀など、様々な種類があり、建物とは独立した構造物です。
塀を立てる、塀を乗り越える、塀の修理など、敷地の境界に設置される囲いを表現します。
防犯や境界の明確化に関わる言葉です。隣家との境界、道路との仕切り、防犯対策など、敷地の周囲を囲む構造物に関する場面で使われます。
塀の例文
- ( 1 ) 高い塀で家を囲んでプライバシーを守る。
- ( 2 ) 台風でブロック塀が倒れてしまった。
- ( 3 ) 塀の上に有刺鉄線を張って防犯対策した。
- ( 4 ) 隣家との間に塀を立てることにした。
- ( 5 ) 古い塀を撤去して生け垣にした。
- ( 6 ) 塀に落書きされて困っている。
塀の会話例
庭が丸見えだね
塀を立てた方がいいかな
隣との境界は?
塀があるから分かりやすいよ
防犯対策は?
塀を高くすることを検討中
壁と塀の違いまとめ
壁は建物の一部の仕切り、塀は敷地境界の独立した囲いです。壁は内外の空間分割、塀は敷地の境界明示という違いがあります。
家の中では壁、敷地の周りでは塀という使い分けを覚えておきましょう。
壁と塀の読み方
- 壁(ひらがな):かべ
- 壁(ローマ字):kabe
- 塀(ひらがな):へい
- 塀(ローマ字):hei