【引き取り】と【受け取り】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
引き取りと受け取りの分かりやすい違い
引き取りと受け取りは、どちらも何かを受ける行為ですが、立場が違います。
引き取りは自分から迎えに行って引き受けることです。受け取りは相手から渡されたものを受けることです。
荷物を引き取りに行く、荷物を受け取るというように、能動的か受動的かで使い分けます。
引き取りとは?
引き取り(ひきとり)とは、相手のところにある物や、相手が管理している人を、自分の方へ引き受けて持ち帰ることです。引き取るという動詞から派生した名詞で、責任を持って引き受けるという意味が含まれています。荷物の引き取り、ペットの引き取り、子供の引き取りなど、様々な場面で使われます。
引き取りには、物理的な移動だけでなく、責任の移転も含まれます。例えば、修理完了品の引き取りでは、修理代金の支払いと品物の確認が伴います。保護された動物の引き取りでは、今後の飼育責任を負うことになります。また、最期を引き取るのように、人の死に立ち会うという特別な意味もあります。
ビジネスでは、在庫の引き取り、不良品の引き取りなど、取引の一環として使われます。引き取り手がない商品、引き取り拒否など、ネガティブな文脈でも使用されます。基本的に引き取る側が能動的に行動することが前提となっている言葉です。
引き取りの例文
- ( 1 ) 明日、修理完了した車を引き取りに行きます。
- ( 2 ) 保護犬の引き取りを希望される方は、ご連絡ください。
- ( 3 ) 不要になった家電の引き取りサービスを利用した。
- ( 4 ) 午後3時に子供を保育園に引き取りに行く。
- ( 5 ) 在庫品の引き取りをお願いします。
- ( 6 ) 祖父の最期を引き取ることができて良かった。
引き取りの会話例
受け取りとは?
受け取り(うけとり)とは、相手から差し出されたものを受け入れる行為、またはその証明書を指します。受け取るという動詞から派生した名詞で、物品、金銭、情報などを受領することを表します。荷物の受け取り、給料の受け取り、メールの受け取りなど、日常的に頻繁に使われる言葉です。
受け取りには、単に物を受けるだけでなく、確認や承認の意味も含まれます。受取証、受取書のように、受け取ったことを証明する書類もあり、ビジネスでは重要な手続きの一つです。宅配便の受け取りでは、サインや印鑑で受領を確認します。
また、受け取り方という表現では、物理的な受領ではなく、言葉や態度の解釈を指すこともあります。私の言葉をどう受け取りましたかのように、コミュニケーションにおける理解や解釈を表現する際にも使われます。基本的に受け取る側は受動的な立場にあることが多い言葉です。
受け取りの例文
- ( 1 ) 荷物の受け取りは、午前中にお願いします。
- ( 2 ) 給料の受け取り方法を変更したいのですが。
- ( 3 ) メールを受け取りましたら、返信をお願いします。
- ( 4 ) プレゼントの受け取りを辞退させていただきます。
- ( 5 ) 受け取りのサインをこちらにお願いします。
- ( 6 ) 彼の言葉をどう受け取るかは、あなた次第です。
受け取りの会話例
引き取りと受け取りの違いまとめ
引き取りと受け取りの主な違いは、行動の能動性と移動の方向です。引き取りは自分から相手の場所へ行って(または手配して)物や人を引き受ける能動的な行為です。受け取りは相手から渡されるものを受け入れる受動的な行為です。
修理品を引き取りに行くでは店まで取りに行きますが、修理品を受け取るでは店で渡されるのを待つ、または配送されたものを受領します。引き取りは取りに行く、受け取りはもらうという違いがあります。
責任の度合いも異なり、引き取りはより大きな責任(ペットの引き取り、子供の引き取り)を伴うことが多く、受け取りは単純な受領行為を指すことが多いです。状況に応じて適切に使い分けることが大切です。
引き取りと受け取りの読み方
- 引き取り(ひらがな):ひきとり
- 引き取り(ローマ字):hikitori
- 受け取り(ひらがな):うけとり
- 受け取り(ローマ字):uketori