【てきぱき】と【きびきび】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説

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てきぱきときびきびの分かりやすい違い

てきぱきときびきびは、どちらも活発な様子を表す擬態語ですが、焦点が異なります。てきぱきは手際よく効率的に物事を処理する様子を表し、頭の回転の良さを含みます。

一方、きびきびは身体の動きが機敏で活発な様子を表し、主に動作の切れの良さを示します。日常生活では、てきぱき仕事する、きびきび動くなど、処理能力か身体能力かで使い分けることで、より正確に活発さを表現できます。

てきぱきとは?

てきぱきは、手際よく効率的に物事を処理する様子を表す擬態語です。無駄がなく、次々と仕事をこなしていく様子を表現し、仕事ができる人の特徴として評価される行動です。日常生活では、家事を効率よくこなす、仕事を順序良く処理する、指示を的確に実行する、複数のタスクを同時進行するなどの場面で使われます。

頭の回転の速さも含む表現です。てきぱきという表現は、現代社会で重視される効率性や生産性を体現し、見ていて気持ちの良い仕事ぶりを表します。

特に職場で高く評価される、プロフェッショナルな働き方を示す言葉です。

てきぱきの例文

  • ( 1 ) 彼女はてきぱきと仕事をこなす。
  • ( 2 ) 家事をてきぱき片付けた。
  • ( 3 ) てきぱきした対応が好印象だ。
  • ( 4 ) 指示をてきぱきと実行した。
  • ( 5 ) てきぱき働く姿が頼もしい。
  • ( 6 ) 複数の案件をてきぱき処理した。

てきぱきの会話例

仕事がてきぱきしてるね。
効率を考えて、てきぱき進めてるよ。
てきぱきこなして素晴らしい。
てきぱきできると時間に余裕ができる。
いつもてきぱきしてて憧れる。
慣れれば誰でもてきぱきできるよ。

きびきびとは?

きびきびは、動作が機敏で活発、メリハリのある様子を表す擬態語です。身体の動きに切れがあり、だらだらせずにシャープな動きをする状態を表現します。日常生活では、軍隊の行進、スポーツの動き、朝の体操、接客の動作、若々しい行動などに使われます。

見た目にも爽やかで、エネルギッシュな印象を与える動きを表す言葉です。きびきびという表現は、健康的で活力のある状態を表し、若さや元気の象徴として使われます。

高齢者がきびきび動くと特に褒められるなど、活発さを評価する時に使う表現です。

きびきびの例文

  • ( 1 ) 新入社員がきびきび動いている。
  • ( 2 ) 朝からきびきびと活動している。
  • ( 3 ) きびきびした動作が気持ちいい。
  • ( 4 ) 店員さんがきびきび接客している。
  • ( 5 ) 体操をきびきびと行った。
  • ( 6 ) 年齢を感じさせないきびきびした動き。

きびきびの会話例

動きがきびきびしてるね!
毎朝運動してるから、きびきびできるんだ。
きびきびした接客で気持ちいい。
お客様のために、きびきび動いています。
若い人はきびきびしてていいね。
年齢関係なく、きびきびしたいよね。

てきぱきときびきびの違いまとめ

てきぱきときびきびは、活発さを表しますが、対象が異なります。てきぱきは仕事や作業の効率的な処理を、きびきびは身体動作の機敏さを表現します。

頭脳的か身体的かで使い分けることで、より的確に活発さの種類を伝えることができます。日常会話では、効率的な処理はてきぱき、機敏な動きはきびきびを使うなど、評価したい能力に応じて選ぶことで、適切な褒め言葉になります。

てきぱきときびきびの読み方

  • てきぱき(ひらがな):てきぱき
  • てきぱき(ローマ字):tekipaki
  • きびきび(ひらがな):きびきび
  • きびきび(ローマ字):kibikibi
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