【当方】と【弊方】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説

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当方と弊方の分かりやすい違い

当方(とうほう)はこちら側、私たち、我々という意味で、ビジネスや公的な文書で使われる中立的な一人称です。例えば当方の都合、当方より連絡などです。

一方、弊方(へいほう)は私どもの側、弊社側という意味で、相手に対してへりくだった表現として使われる謙譲的な一人称です。例えば弊方の不手際、弊方にて対応などです。

簡単に言えば、当方は中立的な自分たち、弊方はへりくだった自分たちという違いです。当方は対等、弊方は謙譲です。

当方とは?

当方はこちら側、私たちの側、我々という意味を持つ、ビジネス文書や公的な場面で使われる一人称です。私や弊社よりも中立的で、対等な立場を示す表現として使われます。契約書、交渉、連絡文書などで、感情を排した客観的な表現が求められる場面でよく用いられます。

例えば当方の見解、当方より回答いたします、当方の都合により、当方にて確認、当方の責任のように使います。当方は、個人を特定せず組織や立場を代表する表現で、責任の所在を明確にしながらも、過度にへりくだらない適度な距離感を保つことができます。

当方という表現は、ビジネスコミュニケーションにおいて便利な言葉です。私では個人的すぎ、弊社では会社限定になってしまう場合に、より広い意味でこちら側を表現できます。ただし、日常会話では堅い印象を与えるため、使用場面は限られます。

当方の例文

  • ( 1 ) 当方にて確認いたします。
  • ( 2 ) 当方の都合で恐縮ですが。
  • ( 3 ) 当方より連絡差し上げます。
  • ( 4 ) 当方の見解をお伝えします。
  • ( 5 ) 当方で対応可能です。
  • ( 6 ) 当方の責任範囲です。

当方の会話例

この件、当方で確認しますね。
当方の担当者から連絡させます。
当方の都合はいかがでしょうか。
当方としては問題ありません。
当方で準備を進めます。
当方にお任せください。

弊方とは?

弊方は私どもの側、弊社の側という意味を持つ、謙譲語として使われる一人称です。弊という謙譲の接頭語を含み、相手を立てて自分側をへりくだって表現する時に使います。主にビジネス文書で、お詫びや謝罪、相手への配慮を示す場面で用いられることが多い表現です。

例えば弊方の不手際により、弊方にて対応させていただきます、弊方の確認不足、弊方より改めて連絡、弊方の責任においてのように使います。弊方は、ミスやトラブルの際に責任を認めつつ、相手に敬意を示す表現として効果的です。

弊方という表現は、日本のビジネス文化における謙譲の精神を体現しています。ただし、現代では弊社の方が一般的で、弊方はやや古風な印象を与えることもあります。使用する際は、相手や状況に応じて適切に選択することが大切です。

弊方の例文

  • ( 1 ) 弊方の不手際でご迷惑を。
  • ( 2 ) 弊方にて対応いたします。
  • ( 3 ) 弊方の確認不足でした。
  • ( 4 ) 弊方より深くお詫び申し上げます。
  • ( 5 ) 弊方の責任でございます。
  • ( 6 ) 弊方にて改善いたします。

弊方の会話例

この度は弊方の不手際で申し訳ございません。
弊方の確認ミスでした。
弊方にて早急に対応します。
弊方の責任は重く受け止めています。
弊方より改めてご連絡します。
弊方、深く反省しております。

当方と弊方の違いまとめ

当方と弊方は、どちらも自分側を表す一人称ですが、相手への態度が異なります。当方は中立的、弊方は謙譲的な表現です。

当方は当方で検討しますのように、対等な立場での客観的な表現です。一方、弊方は弊方の不手際でご迷惑をのように、相手を立ててへりくだる表現です。当方はニュートラル、弊方は謝罪的なニュアンスが強いです。

使い分けのコツは、状況と相手との関係性を考えることです。通常のビジネス連絡なら当方、謝罪や相手を特に立てる必要がある場面では弊方を使います。最近は弊社の使用が増え、弊方は減少傾向にあります。

当方と弊方の読み方

  • 当方(ひらがな):とうほう
  • 当方(ローマ字):touhou
  • 弊方(ひらがな):へいほう
  • 弊方(ローマ字):heihou
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